複数辞典一括検索+

のやま‐そだち【野山育ち】🔗🔉

のやま‐そだち野山育ち】 ①野山で成育すること。また、その人。 ②野山で育って性質が荒々しいこと。また、その人。浄瑠璃、曾我五人兄弟「―の荒百姓、数十人用意して」 ⇒の‐やま【野山】

のやま‐つかさ【野山阜】🔗🔉

のやま‐つかさ野山阜】 野山の一段と高い所。のづかさ。万葉集10「高松の―の色づく見れば」 ⇒の‐やま【野山】

のやま‐の‐にしき【野山の錦】🔗🔉

のやま‐の‐にしき野山の錦】 野山を美しく彩る紅葉を錦にたとえていう語。〈[季]秋〉 ⇒の‐やま【野山】

ノヤン【noyan モンゴル・那顔】🔗🔉

ノヤンnoyan モンゴル・那顔】 モンゴル遊牧社会で部族長など上層部に属する者の呼称。「官人」「首領」などの意にも用いられたが、モンゴル帝国の成立後は貴族階級を指した。

の‐ゆさん【野遊山】🔗🔉

の‐ゆさん野遊山】 野に出て遊ぶこと。野遊び。狂言、靱猿「今日は―に出うと存ずる」

のら🔗🔉

のら ①なまけること。なまけ者。のらくら。浄瑠璃、長町女腹切「やあこの半七の大―めは、帳面もらち明けずに」 ②放蕩ほうとうすること。また、その人。放埒ほうらつ。どら。浄瑠璃、心中天の網島「のんこに髪結うて―らしい」 ⇒のらをかわく

の‐ら【野良】🔗🔉

の‐ら野良】 (ラは接尾語) ①野。野原。万葉集6「―に里はあれども」 ②田または畑。「―仕事」 ③藪やぶ。〈類聚名義抄〉

ノラ【Nora】🔗🔉

ノラNora】 イプセンの戯曲「人形の家」の女主人公。人形のような妻であることをやめ、一個の独立した人間として生きようとする女性で、女性解放運動の象徴的存在となった。ノーラ。

の‐ら🔗🔉

の‐ら 〔接尾〕 親愛の意を表す。万葉集14「いも―に物言はず来にて思ひかねつも」→ら(等)

のら‐いぬ【野良犬】🔗🔉

のら‐いぬ野良犬】 飼主がなくてさまよい歩く犬。野に捨てられた犬。やどなし犬。やけん。

広辞苑 ページ 15454