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のり‐いち【乗一】🔗🔉

のり‐いち乗一】 乗り心地が一番よいこと。平家物語4「これは―の馬で候」

のり‐い・る【乗り入る】🔗🔉

のり‐い・る乗り入る】 [一]〔自五〕 ①乗物に乗ったまま内に入る。 ②勢いよく、進み入る。のりこむ。浄瑠璃、国性爺合戦「庭上に―・り大音上げ」 [二]〔他下二〕 ⇒のりいれる(下一)

のり‐いれ【乗入れ】🔗🔉

のり‐いれ乗入れ】 ①乗りいれること。「郊外線と地下鉄の相互―」 ②馬などを乗り馴らすこと。浄瑠璃、曾我会稽山「―もせぬ野髪の馬」

のり‐いれ【糊入れ・糊容れ】🔗🔉

のり‐いれ糊入れ・糊容れ】 ①糊を入れておく器。糊斗。 ②香合こうごうの小形のもの。 ③糊入紙の略。 ⇒のりいれ‐がみ【糊入紙】

のりいれ‐がみ【糊入紙】🔗🔉

のりいれ‐がみ糊入紙】 紙料に米の粉を混入してすいた楮こうぞ紙。杉原紙・奉書紙など。 ⇒のり‐いれ【糊入れ・糊容れ】

のり‐い・れる【乗り入れる】🔗🔉

のり‐い・れる乗り入れる】 〔他下一〕[文]のりい・る(下二) ①乗物を内に進め入れる。「車を―・れる」 ②馬などをよく乗り馴らす。浄瑠璃、十二段「馬上の達者に―・れさせ候へば」 ③バスや鉄道などの路線を他の区域内へ延長する。「私鉄が地下鉄に―・れる」

のり‐うち【乗打】🔗🔉

のり‐うち乗打】 馬や駕籠かごに乗ったままで(貴人の前を)通り過ぎること。太平記11「羽書を首に懸けたる早馬三騎、門前まで―にして」

のり‐うつぎ【糊空木】🔗🔉

のり‐うつぎ糊空木】 ユキノシタ科の落葉低木。各地に自生。高さ約3メートル、葉は楕円形で対生または三輪生。夏、茎頭の大きな円錐花序に、多数の白色結実性の小花と、アジサイに似た少数の白色大形装飾花をつける。枝が中空なためパイプ・ステッキを作り、樹皮から製紙用の糊をとる。ノリノキ。サビタ。

のり‐うつ・る【乗り移る】🔗🔉

のり‐うつ・る乗り移る】 〔自五〕 ①ある乗物から他の乗物に移る。のりかえる。移乗する。好色一代男3「潮境より小早に―・りて」 ②神仏・霊魂などがとりつく。日葡辞書「アノヒトノココロニハ、テンマハジュン(天魔波旬)ガノリウツッタ」

広辞苑 ページ 15459