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はな‐ねじ【鼻捻じ】‥ネヂ🔗🔉

はな‐ねじ鼻捻じ‥ネヂ 鼻をしばって馬を制御する具。長さ約50センチメートルの棒の先に、輪になった縄をつけたもの。はなひねり。

はな‐の【花野】🔗🔉

はな‐の花野】 花の咲いている秋の野辺。〈[季]秋〉。万葉集10「秋萩の―のすすき穂には出でず」

はな‐の‐あに【花の兄】🔗🔉

はな‐の‐あに花の兄】 (四季の花の中で他の花にさきがけて咲くからいう)梅の雅称。梅暦「時をえがほや―」

はな‐の‐あめ【花の雨】🔗🔉

はな‐の‐あめ花の雨】 桜の花に降る雨。また、桜の咲くころに降る雨。〈[季]春〉

はな‐の‐いろ【花の色】🔗🔉

はな‐の‐いろ花の色】 ①花の色あい。古今和歌集「―はうつりにけりな」 ②花染の色。拾遺和歌集「―に染めし袂の惜しければ」

はなのうえのほまれのいしぶみ【花上野誉の石碑】‥ウヘ‥🔗🔉

はなのうえのほまれのいしぶみ花上野誉の石碑‥ウヘ‥ 浄瑠璃。司馬芝叟しばしそうほか合作の時代物。1788年(天明8)初演。4段目「志度寺しどうじ」が有名。後に歌舞伎化。

はな‐の‐うきはし【花の浮橋】🔗🔉

はな‐の‐うきはし花の浮橋】 花が水に散り敷いたのを橋に見立てていう語。

はな‐の‐うてな【花の台】🔗🔉

はな‐の‐うてな花の台】 ①萼がくの異称。 ②(→)「はすのうてな(蓮の台)」に同じ。謡曲、忠度「ただ法の声聞きて、―に座し給へ」

はな‐の‐えん【花の宴】🔗🔉

はな‐の‐えん花の宴】 ①桜・梅・秋草・菊・萩などの花(特に桜)を観ながら催すさかもり。花見の宴。〈[季]春〉。宇津保物語吹上下「かくて八月中の十日のほどにみかど―し給ふ」 ②源氏物語の巻名。 ③源氏香の名。

はな‐の‐おう【花の王】‥ワウ🔗🔉

はな‐の‐おう花の王‥ワウ 牡丹ぼたんの雅称。

はな‐の‐おとと【花の弟】🔗🔉

はな‐の‐おとと花の弟】 (四季の花の中で最後に咲くからいう)菊の雅称。御室五十首「ももくさの―となりぬればやへやへにのみ見ゆる白菊」

はな‐の‐が【花の賀】🔗🔉

はな‐の‐が花の賀】 春の花の頃に行う賀の祝い。伊勢物語「春宮の女御の御かたの―」

はな‐の‐かい【花の会】‥クワイ🔗🔉

はな‐の‐かい花の会‥クワイ ①花を賞しながら催す茶の会。 ②生花いけばなの会。

広辞苑 ページ 15977