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はな‐におい【花匂】‥ニホヒ🔗🔉

はな‐におい花匂‥ニホヒ ①花に美しく映えるさま。万葉集20「秋野には今こそ行かめもののふの男女おとこおみなの―見に」 ②花のいろつや。花のにおい。 ○鼻にかけるはなにかける 自慢する。得意がる。「学歴を―」 ⇒はな【鼻】 ○花に風はなにかぜ 「月に叢雲むらくも花に風」の略。→月(成句) ⇒はな【花・華】

はな‐にしき【花錦】🔗🔉

はな‐にしき花錦】 花の美しいのを錦に見立てていう語。久安百首「―ちらではよもの山桜」 ○鼻に付くはなにつく ①いやな臭いがする。「安物の香水が―」 ②飽きて嫌になる。また、嫌みに感じられる。「自信たっぷりな様子が―」 ⇒はな【鼻】

はな‐にら【花韮】🔗🔉

はな‐にら花韮】 ヒガンバナ科の多年草。南米原産。葉は緑色扁平で幅狭く、ニラに似た匂いがある。花は星形で経2〜3センチメートルの白色6弁、紫色の脈が目立つ。園芸上は属名のブロディアで呼ばれ、秋植の球根類として栽培。しばしば野生化する。ベツレヘムの星。 はなにら ハナニラ 提供:OPO

はな‐ぬすびと【花盗人】🔗🔉

はな‐ぬすびと花盗人】 花を盗む人。はなどろぼう。

はなぬすびと【花盗人】🔗🔉

はなぬすびと花盗人】 狂言。ある男が桜の枝を盗みに入り捕らわれるが、和歌を作って許され、酒をふるまわれる。

はな‐ぬり【花塗】🔗🔉

はな‐ぬり花塗】 上塗漆を塗り放しとした塗物の仕上げ技法。

広辞苑 ページ 15976