複数辞典一括検索+

はな・ふ【嚏ふ】🔗🔉

はな・ふ嚏ふ】 〔自上二〕 「はなひる」の古い活用。万葉集11「眉根まよねかき―・ひ紐解け待つらむか」。琴歌譜「蜻蛉あきつはなふく、―・ふとも、我が愛者はしものに逢はずはやまじ」

はな‐ぶえ【鼻笛】🔗🔉

はな‐ぶえ鼻笛】 ①鼻で笛を吹くこと。また、そのわざをして銭を乞う乞食。 ②呼子よぶこの笛。 ③鼻息で奏する笛。筒状のものと器状のものとがあり、また、縦笛と横笛とがある。主にオセアニア・東南アジアに分布。ノーズ‐フルート。 鼻笛 ⇒鼻笛を吹く ○鼻笛を吹くはなぶえをふく 得意になる。悦に入る。世間胸算用3「これ一番の見物と、諸人勇みて鼻笛を吹きけるに」 ⇒はな‐ぶえ【鼻笛】

はな‐ふき【鼻拭き】🔗🔉

はな‐ふき鼻拭き】 鼻汁をふくための小さい布。

はな‐ふ・く【嚏く】🔗🔉

はな‐ふ・く嚏く】 〔自四〕 (「鼻吹く」の意)「はなひる」に同じ。琴歌譜「蜻蛉あきつ―・く」

はな‐ぶくろ【花袋】🔗🔉

はな‐ぶくろ花袋】 ①五色の絹を縫い合わせて花形に造ったにおい袋。桔梗ききょう袋などの類。 ②花のつぼみ。

はな‐ぶさ【花房・英】🔗🔉

はな‐ぶさ花房・英】 ①植物の萼がく。〈倭名類聚鈔20〉 ②総ふさのようになって咲く花。枕草子88「―長く咲きたる藤の花の」

はなぶさ‐いっちょう【英一蝶】‥テフ🔗🔉

はなぶさ‐いっちょう英一蝶‥テフ 江戸中期の画家。京都の人。狩野安信に学び、やがて独自の軽妙洒脱な画風を創始。俳諧もよくした。はじめ多賀朝湖と称したが、幕府の忌諱に触れ三宅島に遠島、赦免後に英一蝶と改名。作「布晒舞ぬのさらしまい図」。(1652〜1724) ⇒はなぶさ【英】

はな‐ふさがり【鼻塞がり】🔗🔉

はな‐ふさがり鼻塞がり】 鼻の孔がつまりふさがること。はなづまり。鼻閉塞。

広辞苑 ページ 15986