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はなもち‐ならぬ【鼻持ちならぬ】🔗🔉

はなもち‐ならぬ鼻持ちならぬ】 臭気が堪えきれないほど甚だしい。転じて、言動が嫌みで見聞きするに堪えない。黒岩涙香、婚姻「いづれより来るともなくいと悪しき臭気あり。―ばかりなり」。「―奴」

はなもち‐の‐き【花餅の木】🔗🔉

はなもち‐の‐き花餅の木】 小正月の餅花をつける木。所によりマツ・ミズキなどを使う。→生業木なりわいぎ ⇒はな‐もち【花餅】

はな‐もつやく【花没薬】🔗🔉

はな‐もつやく花没薬】 コックス‐ラッカと称する虫が樹木を螫すために生じる一種の樹脂。熱帯アジア産。染料および臙脂えんじ製造に使用。

はな‐もと【鼻許・鼻元】🔗🔉

はな‐もと鼻許・鼻元】 ①鼻のつけ根。 ②手近い所。てもと。 ⇒はなもと‐じあん【鼻元思案】

はなもと‐じあん【鼻元思案】🔗🔉

はなもと‐じあん鼻元思案】 あさはかな考え。思いつき。鼻元料簡。 ⇒はな‐もと【鼻許・鼻元】

はな‐もとゆい【花元結】‥ユヒ🔗🔉

はな‐もとゆい花元結‥ユヒ 美しく彩色したもとゆい。

はな‐もの【花物】🔗🔉

はな‐もの花物】 ①はなやかなもの。はなやかでもろくはかないもの。万葉集12「しらかつく木綿ゆうは―」 ②生花・園芸などで、花を主として観賞するもの。→実物みもの→葉物はもの ○花も恥じらうはなもはじらう (花もひけ目を感ずるの意)若い女性の美しさの形容。「―17歳」 ⇒はな【花・華】 ○洟も引っ掛けないはなもひっかけない 相手を完全に無視する。全く相手にしない。 ⇒はな【洟】

はな‐もみじ【花紅葉】‥モミヂ🔗🔉

はな‐もみじ花紅葉‥モミヂ ①春の花と秋の紅葉。花や紅葉。源氏物語桐壺「はかなき―につけても」 ②花のように美しい紅葉。 ○花も実も有るはなもみもある 外観も美しく、内容も充実していること。名実兼備するさま。 ⇒はな【花・華】

はな‐もも【花桃】🔗🔉

はな‐もも花桃】 桃の園芸品種。庭木・切花用として栽植される落葉低木。花弁は八重咲、濃紅色または純白。果実は小形。 ハナモモ 撮影:関戸 勇

広辞苑 ページ 15993