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はなわ‐ほきいち【塙保己一】ハナハ‥🔗⭐🔉
はなわ‐ほきいち【塙保己一】ハナハ‥
江戸後期の国学者。旧姓、荻野。家号、温故堂。武蔵児玉の人。7歳で失明、15歳の時に江戸に出て雨富検校須賀一すがいち(本姓、塙)に入門。のち賀茂真淵らに国学を学ぶ。優れた記憶力により和漢の学に通暁。検校・総検校となる。幕府保護の下に和学講談所を建て、門下に碩学輩出。「群書類従」を編集、さらに「続群書類従」纂修に着手。編著「武家名目抄」「蛍蠅抄」など。(1746〜1821)
⇒はなわ【塙】
はな‐わらび【花蕨・陰地蕨】🔗⭐🔉
はな‐わらび【花蕨・陰地蕨】
ハナヤスリ科の多年生シダで、フユノハナワラビを指すが、ナツノハナワラビ・オオハナワラビなどを含む総称としてもいう。高さ約30センチメートル。地下茎から羽状に裂けた1葉を出す。別に多数の胞子嚢が円錐状をなした1穂を生じ、これを花と見たてた。
○鼻を明かすはなをあかす
相手がいい気になっているすきにだしぬいて、あっと言わせる。
⇒はな【鼻】
○鼻を蠢かすはなをうごめかす
自慢する。得意がる。
⇒はな【鼻】
○花を折るはなをおる
(花のついた枝を折ってかざす意から)容姿をはなやかにする。転じて、容姿が美しい。
⇒はな【花・華】
○鼻を折るはなをおる
相手の慢心をくじく。恥をかかせる。鼻柱を折る。鼻をくじく。
⇒はな【鼻】
○鼻を欠くはなをかく
ひどく損をする。得るところより失うところが多い。
⇒はな【鼻】
○鼻を挫くはなをくじく
(→)「鼻を折る」に同じ。
⇒はな【鼻】
○鼻を高くするはなをたかくする
①自慢する。誇る。
②面目を施す。名誉をあげる。
⇒はな【鼻】
○鼻を突くはなをつく
①悪臭などが激しくにおう。
②(→)「鼻突く」に同じ。
③(→)「鼻突き合わせる」に同じ。
⇒はな【鼻】
○鼻を抓まれても分からないはなをつままれてもわからない
まっくらで何も見えないことのたとえ。
⇒はな【鼻】
○鼻を鳴らすはなをならす
甘え声を出す。甘える。また、嘲笑したり不満を表したりする。
⇒はな【鼻】
○鼻をひるはなをひる
くしゃみをする。はなひる。
⇒はな【鼻】
○花を持たすはなをもたす
相手を立てる。相手に名誉や栄光をゆずる。
⇒はな【花・華】
○花をやるはなをやる
華美を極める。贅沢を尽くす。派手に振る舞う。
⇒はな【花・華】
広辞苑 ページ 16000。