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はばき【鎺】🔗🔉

はばき】 (形が脛巾はばきに似ているからいう)刀剣・薙刀なぎなたの刃区はまち・棟区むねまちにかけてはめこみ、鐔元つばもとが動かないように締めておく金具。 ⇒はばき‐がね【鎺金】 ⇒はばき‐もと【鎺本・鎺元】

はばき【脛巾・行纏・脛衣】🔗🔉

はばき脛巾・行纏・脛衣】 (「脛穿はぎはき」の転という)外出・遠出などの折、脛に巻きつけるもの。布や藁わらで作り、上下に紐を付けてしばる。後世の脚絆きゃはんに当たる。はばきも。枕草子247「深き沓、半靴などの―まで雪のいと白うかかりたる」 脛巾 ⇒はばき‐おや【脛巾親】 ⇒はばき‐も【脛裳】

はば‐き【幅木・巾木】🔗🔉

はば‐き幅木・巾木】 ①室内の壁の最下部、床に接する所に張る、化粧用の横板。 ②鋳造工程で、中子なかごを鋳型に正確かつ確実に取り付けるために所要寸法より長くした部分。これを鋳型に設けた窪みに固着させる。

はばき‐がね【鎺金】🔗🔉

はばき‐がね鎺金】 ①(→)「はばき」に同じ。 ②品物の接合部をおおう金具。 ⇒はばき【鎺】

広辞苑 ページ 16021