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はん‐し【半紙】🔗🔉

はん‐し半紙】 ①半端の紙。1片の紙。かみきれ。今昔物語集7「一巻の書を取りて…廿余枚既に開き尽しぬ。只―許り有り」 ②和紙の一種。もと横幅1尺6寸(約48センチメートル)以上の大判の杉原紙を縦半分に切って用いたから称したが、のち、別に縦24〜26センチメートル、横32.5〜35センチメートルの大きさに製した紙の汎称。近世に最も多く流通した。「習字用の―」 ⇒はんし‐ぼん【半紙本】

はん‐し【判士】🔗🔉

はん‐し判士】 軍法会議の構成員である武官の裁判官。

はん‐し【判詞】🔗🔉

はん‐し判詞】 歌・句などの優劣の判定をのべた言葉。はんのことば。

はん‐し【範士】🔗🔉

はん‐し範士】 大日本武徳会、のち全日本剣道連盟の与える称号の最高位。→教士→錬士

はん‐し【藩士】🔗🔉

はん‐し藩士】 藩の武士。大名の家来。藩臣。

はんじ【判じ】🔗🔉

はんじ判じ】 判ずること。判断。 ⇒はんじ‐え【判じ絵】 ⇒はんじ‐もの【判じ物】

はん‐じ【半時】🔗🔉

はん‐じ半時】 ①一時いっときの半分、すなわち今の1時間。はんとき。 ②1時間の半分。30分。

はん‐じ【判事】🔗🔉

はん‐じ判事】 ①律令制で、刑部ぎょうぶ省や大宰府だざいふに属し、訴訟の審理・判決をつかさどった官吏。明治初年にも置かれた。 ②下級裁判所の裁判官の官名。高等裁判所長官とともに高等裁判所を、判事補と共に地方裁判所・家庭裁判所を構成する。旧制ではほぼ今の裁判官の意味で用いた。 ⇒はんじ‐ほ【判事補】

はん‐じ【班次】🔗🔉

はん‐じ班次】 ①ならび。列。 ②くらい。 ③席次。席順。

ばん‐し【万死】🔗🔉

ばん‐し万死】 ①とても生命の助かる見込みのないこと。 ②何度も死ぬこと。「罪―に値す」 ⇒ばんし‐いっしょう【万死一生】 ⇒万死の中に一生を得る

ばん‐し【挽詩】🔗🔉

ばん‐し挽詩】 (「挽」は柩車を引く意)死者をいたみとむらう詩。哀悼の詩。

広辞苑 ページ 16225