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ひき‐お【引尾】‥ヲ🔗🔉

ひき‐お引尾‥ヲ 山鳥などの長く引いた尾羽。

ひき‐おい【引負い】‥オヒ🔗🔉

ひき‐おい引負い‥オヒ ①商店の手代が請売うけうりして、その損金が主人に対して負債になること。日本永代蔵2「よき商売をもして取過しの―をも埋る事はやし」 ②使い込むこと。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「お主の金を―し」 ③売買・取引を他人に代わって行い、そのために生じた損失が自己の負担となること。

ひき‐お・う【引き負ふ】‥オフ🔗🔉

ひき‐お・う引き負ふ‥オフ 〔他四〕 使い込みをする。浄瑠璃、女殺油地獄「主人の金四つ宝ほう三貫目あまり―・ひ」

ひき‐おこし【引起し】🔗🔉

ひき‐おこし引起し】 シソ科の多年草。高さ1メートル内外。茎は角ばり、葉は広卵形。8〜9月頃、淡紫色の小唇形花を開く。全草非常に苦く、根を健胃薬とする。名は病人を「ひき起こす」に由来するという。延命草。〈文明本節用集〉

ひき‐おこ・す【引き起こす】🔗🔉

ひき‐おこ・す引き起こす】 〔他五〕 ①倒れたもののある部分に力をかけ、引き上げて起こす。 ②衰えたものを再び起こし立てる。 ③(「惹き起こす」とも書く)事件などをしでかす。惹起じゃっきする。「騒ぎを―・す」

ひき‐おしろい【引白粉】🔗🔉

ひき‐おしろい引白粉】 白粉を塗ること。また、塗った白粉。

ひき‐おとし【引落し】🔗🔉

ひき‐おとし引落し】 ①ひきおとすこと。 ②相撲の手の一つ。相手の手先または腕などをつかみ、相手の体を前下へ引いて倒すもの。

ひき‐おと・す【引き落とす】🔗🔉

ひき‐おと・す引き落とす】 〔他五〕 ①前方へ引いておとす。 ②差し引く。浮世草子、椀久二世の物語「口入、判代万事に―・して」 ③支払人の預金口座から一定金額を受取人の口座に送金する。

ひき‐おび【引帯】🔗🔉

ひき‐おび引帯】 衣服の上に用いる小帯。万葉集16「絹の帯を―なす唐帯にとらし」

ひき‐お・る【引き折る】‥ヲル🔗🔉

ひき‐お・る引き折る‥ヲル 〔他四〕 ①一重のものを二重に折って短くする。今昔物語集29「衣きぬ一つばかりを―・りて」 ②折れるほど強く引く。万葉集20「夕潮に楫かじ―・り」

広辞苑 ページ 16393