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ひき‐かえ【引替え・引換え】‥カヘ🔗⭐🔉
ひき‐かえ【引替え・引換え】‥カヘ
ひきかえること。交換。「現金―」
⇒ひきかえ‐の‐うま【引替えの馬】
⇒ひきかえ‐ばらい【引替払】
ひき‐かえし【引返し】‥カヘシ🔗⭐🔉
ひき‐かえし【引返し】‥カヘシ
①ひきかえすこと。もとへ戻ること。
②歌舞伎で、幕を引くべき場面ではないが、道具や扮装の都合でいったん幕を引き、すぐにまた幕を開けること。ひっかえし。
③和服の仕立で、袖口や裾廻しに表地を内側に折り返して裏地とするもの。ともずそ。ひっかえし。
ひき‐かえ・す【引き返す】‥カヘス🔗⭐🔉
ひき‐かえ・す【引き返す】‥カヘス
〔他五〕
①くりかえす。反復する。源氏物語宿木「御文を…―・し―・し見居給へり」
②もとへかえす。もとへもどす。源氏物語胡蝶「人の御消息などは…―・し、はしたなめきこえんもいかが」
③(連用形を副詞的に用いて)反対に。うってかわって。源氏物語夕顔「―・しなのめならむはいとほしかし」
④(自動詞的に)もとへもどる。保元物語「景綱これを見て急ぎひつかへして」。「途中で―・す」
ひきかえ‐の‐うま【引替えの馬】‥カヘ‥🔗⭐🔉
ひきかえ‐の‐うま【引替えの馬】‥カヘ‥
乗りかえの馬。副馬。
⇒ひき‐かえ【引替え・引換え】
ひきかえ‐ばらい【引替払】‥カヘバラヒ🔗⭐🔉
ひきかえ‐ばらい【引替払】‥カヘバラヒ
品物と引きかえに代金を支払うこと。
⇒ひき‐かえ【引替え・引換え】
ひき‐か・える【引き替える・引き換える】‥カヘル🔗⭐🔉
ひき‐か・える【引き替える・引き換える】‥カヘル
〔他下一〕[文]ひきか・ふ(下二)
①他の物ととりかえる。交換する。源氏物語東屋「牛など―・ふべき心設けし給へり」
②すっかりかえる。あべこべにする。源氏物語賢木「公私―・へたる世の有様に」。山家集「―・へて花みる春は夜はなく月見る秋は昼なからなん」。「それに―・え私は」
③姿をかえる。様子をかえる。源氏物語竹河「大方の有様―・へたるやうに」
ひき‐がえる【蟇・蟾蜍】‥ガヘル🔗⭐🔉
ひき‐がえる【蟇・蟾蜍】‥ガヘル
カエルの一種。体は肥大し、四肢は短い。背面は黄褐色または黒褐色、腹面は灰白色で、黒色の雲状紋が多い。皮膚、特に背面には多数の疣いぼがある。また大きな耳腺をもち、白い有毒粘液を分泌。動作は鈍く、夜出て、舌で昆虫を捕食。冬は土中で冬眠し、早春現れて、池や溝に寒天質で細長い紐状の卵塊を産み、再び土中に入って春眠、初夏に再び出てくる。日本各地に分布。ヒキ。ガマ。ガマガエル。イボガエル。〈[季]夏〉。色葉字類抄「蟾蜍、ヒキカヘル」
ヒキガエル
撮影:小宮輝之
広辞苑 ページ 16394。