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ひき‐ひと【低人・侏儒・矬】🔗🔉

ひき‐ひと低人・侏儒・矬】 身のたけの極めて低い人。ひきと。ひきうど。矮人わいじん。神武紀「身むくろ短くして手足長し、―と相類あいにたり」 ⇒ひきひと‐まい【侏儒舞】

ひきひと‐まい【侏儒舞】‥マヒ🔗🔉

ひきひと‐まい侏儒舞‥マヒ 平安時代の猿楽の一種。侏儒の舞で、曲芸の要素があったと見られている。ひきうとまい。ひきまい。新猿楽記「呪師・―・田楽…」 ⇒ひき‐ひと【低人・侏儒・矬】

ひき‐ひろ・ぐ【引き広ぐ】🔗🔉

ひき‐ひろ・ぐ引き広ぐ】 〔他下二〕 ひいて広げる。枕草子277「―・げて見れば」

ひき‐ふだ【引札】🔗🔉

ひき‐ふだ引札】 ①商品の広告、開店・売出しの披露などを書いて配るふだ。ちらし。ビラ。東海道中膝栗毛5「予が為の―にして思はざるの幸甚なりき」 ②くじ引の札。

ひき‐ぶと【低太】🔗🔉

ひき‐ぶと低太】 身長が低く体が太っていること。ずんぐりむっくり。今昔物語集23「―にていかめしく」

ひき‐ふね【引船・曳船・引舟】🔗🔉

ひき‐ふね引船・曳船・引舟】 ①船に綱をつけて引いて行くこと。また、その船。万葉集11「駅路はゆまじに―渡し」 ②歌舞伎劇場の観客席で、2階正面に張り出した桟敷さじき。前列を前船、後列を後船という。 ③引舟女郎の略。 ⇒ひきふね‐じょろう【引舟女郎】

ひきふね‐じょろう【引舟女郎】‥ヂヨラウ🔗🔉

ひきふね‐じょろう引舟女郎‥ヂヨラウ 江戸時代、上方かみがたの遊郭で、太夫に専属し、諸事の世話をやいた女郎。囲かこいの位の女郎があたった。江戸吉原の番頭新造に当たる。 ⇒ひき‐ふね【引船・曳船・引舟】

ひき‐へぎ【引倍木】🔗🔉

ひき‐へぎ引倍木】 夏に着る裏なしの衣きぬ。衵あこめの裏を引きへいで仕立てたことによる名。ひへぎ。

ひき‐べつ【引別】🔗🔉

ひき‐べつ引別】 ①くらべること。比較。花暦八笑人「路考の―すれば第一こんな首は沢庵の押おしにしかならねへハ」 ②例を引くこと。引用。人情本、娘消息「そんな流行唄ア―ウして利口めえた事をいふが」

広辞苑 ページ 16415