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ひさ‐ぎ【楸】🔗🔉

ひさ‐ぎ】 キササゲまたはアカメガシワのことという。万葉集6「―生ふる清き河原に千鳥しば鳴く」

ひさき‐ぐさ【久木草】🔗🔉

ひさき‐ぐさ久木草】 松の異称。莫伝抄「春日野や雪消の沢の―花咲きにけり雪におくれて」

ひざきち【膝吉】🔗🔉

ひざきち膝吉】 (膝を擬人化した語)ひざがしら。ひざこぞう。

ひさぎ‐びと【鬻人・販人】🔗🔉

ひさぎ‐びと鬻人・販人】 行商人。〈倭名類聚鈔2

ひさぎ‐め【鬻女・販婦】🔗🔉

ひさぎ‐め鬻女・販婦】 行商する女。ひさめ。〈倭名類聚鈔2

ひさく【杓・柄杓】🔗🔉

ひさく杓・柄杓⇒ひしゃく。徒然草「古き―の柄ありや」 ⇒ひさく‐がた【柄杓形】

ひ‐さく【秘策】🔗🔉

ひ‐さく秘策】 秘密のはかりごと。秘計。「―を授ける」

ひ‐さく【秘賾】🔗🔉

ひ‐さく秘賾】 奥ふかくして秘密な真理。

ひ‐さく【臂索】🔗🔉

ひ‐さく臂索】 密教の修行者が右腕にかける珠の綱。

ひ‐さ・く【引裂く】🔗🔉

ひ‐さ・く引裂く】 〔他四〕 (ヒキサクの約)無理に裂く。まなじりの切れ目などを鋭くする。能因本枕草子前の木立高う庭広き家の「おおと目うち―・きてよむ陀羅尼もいとたふとし」

ひさ・ぐ【拉ぐ】🔗🔉

ひさ・ぐ拉ぐ】 [一]〔他四〕 おしつぶす。ひしぐ。撰集抄「人の家十ばかり打ち―・がれて」 [二]〔自下二〕 おされてつぶれる。ひしげる。撰集抄「家の―・げける時」

ひさ・ぐ【提ぐ】🔗🔉

ひさ・ぐ提ぐ】 〔他下二〕 (ヒキサグの約)手にさげて持つ。ひっさげる。風俗歌、ちちらら「調度を―・げて」

ひさ・ぐ【塞ぐ】🔗🔉

ひさ・ぐ塞ぐ】 〔他四〕 ふさぐ。今物語「目を―・ぎて入るは」

ひさ・ぐ【鬻ぐ・販ぐ】🔗🔉

ひさ・ぐ鬻ぐ・販ぐ】 〔他五〕 (ヒサクとも)売る。あきなう。徒然草「棺を―・く者」。「春を―・ぐ」

ひさく‐がた【柄杓形】🔗🔉

ひさく‐がた柄杓形】 ①柄杓のような形。また、そのもの。 ②塔の九輪や宝形造ほうぎょうづくりの屋根の頂につける火焔つきの宝珠。火珠。 ⇒ひさく【杓・柄杓】

ひざ‐ぐち【膝口】🔗🔉

ひざ‐ぐち膝口】 (ヒザクチとも)(→)膝頭ひざがしらに同じ。

広辞苑 ページ 16458