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ひと‐ずき【人好き】🔗🔉

ひと‐ずき人好き】 他の人が好くこと。人に好かれること。滑稽本、妙竹林話七偏人「―のする変化ばけものが出来やう」。「―のする顔」

ひと‐ずくな【人少な】🔗🔉

ひと‐ずくな人少な】 人数の少ないこと。人手の少ないこと。源氏物語帚木「殿上にもをさをさ―に」

ひと‐すじ【一筋】‥スヂ🔗🔉

ひと‐すじ一筋‥スヂ ①1本。1条。 ②一門。一族。大鏡師輔「帝・東宮と申し、ただ代々の関白・摂政と申すも、多くはただこの九条殿の御―なり」 ③もっぱら一つにかたむくさま。一途なさま。枕草子38「水なしの池…むげになく乾きてあらばこそさもいはめ、出づる折もあるを、―にもつけけるかな」。「この道―に生きる」 ④普通なさま。尋常なさま。新千載和歌集「―ならずものぞ悲しき」 ⑤銭差ぜにさし1本の銭。百文または千文。 ⇒ひとすじ‐がけ【一筋懸】 ⇒ひとすじ‐ぎ【一筋気】 ⇒ひとすじ‐なわ【一筋縄】 ⇒ひとすじ‐みち【一筋道】 ⇒一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難し

ひとすじ‐がけ【一筋懸】‥スヂ‥🔗🔉

ひとすじ‐がけ一筋懸‥スヂ‥ 平元結ひらもとゆいを1本だけ髪の根にかけること。 ⇒ひと‐すじ【一筋】

ひとすじ‐ぎ【一筋気】‥スヂ‥🔗🔉

ひとすじ‐ぎ一筋気‥スヂ‥ 一筋に思いこむ意気地。一本気。 ⇒ひと‐すじ【一筋】

ひとすじ‐なわ【一筋縄】‥スヂナハ🔗🔉

ひとすじ‐なわ一筋縄‥スヂナハ 普通の方法。尋常の手段。「―では行かない」 ⇒ひと‐すじ【一筋】 ○一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難しひとすじのやはおるべしとすじのやはおりがたし 一人ではできないことも、協力しあえばできるものだというたとえ。 ⇒ひと‐すじ【一筋】

ひとすじ‐みち【一筋道】‥スヂ‥🔗🔉

ひとすじ‐みち一筋道‥スヂ‥ ①別れ道のないただ一筋の道路。一本道。 ②一途なこと。専心。 ⇒ひと‐すじ【一筋】

ひと‐ずれ【人擦れ・人摺れ】🔗🔉

ひと‐ずれ人擦れ・人摺れ】 人に揉まれること。また、人々の中で揉まれて悪く世なれしていること。

広辞苑 ページ 16602