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○一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難しひとすじのやはおるべしとすじのやはおりがたし🔗🔉

○一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難しひとすじのやはおるべしとすじのやはおりがたし 一人ではできないことも、協力しあえばできるものだというたとえ。 ⇒ひと‐すじ【一筋】 ひとすじ‐みち一筋道‥スヂ‥ ①別れ道のないただ一筋の道路。一本道。 ②一途なこと。専心。 ⇒ひと‐すじ【一筋】 ひと‐ずれ人擦れ・人摺れ】 人に揉まれること。また、人々の中で揉まれて悪く世なれしていること。 ひと‐ぜり人競り】 人が互いに先に立とうと争うこと。人が込みあうこと。浄瑠璃、女殺油地獄「七八町行たれどあんまり―」 ひと‐ぞう一族】 いちぞく。同族。源氏物語若紫「いかで彼の―に覚え給ふらむ」 ひと‐そ‐じ一十‥ヂじゅう。とお。撰集抄「御とし―余りとかや」 ひと‐そばえ人戯え‥ソバヘ 人に甘えたわむれること。また、人前で妙に力りきむこと。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「口で言えば―」 ひと‐ぞめき人騒き】 人が込みあってざわつくこと。人さわぎ。 ひと‐そろい一揃い‥ソロヒ 一組そろうこと。また、そろったもの。 ひと‐ぞろい人揃い‥ゾロヒ 人数のそろうこと。 ひと‐ぞろえ人揃え‥ゾロヘ 人数をそろえること。 ひと‐たがい人違い‥タガヒ (→)「ひとちがい」に同じ。 ひと‐だか・い人高い】 〔形〕 人が多く集まる。江戸生艶気樺焼えどうまれうわきのかばやき「中の丁の―・い所にてぶたれるつもりにて」 ひと‐たがえ人違え‥タガヘ (→)「ひとちがい」に同じ。 ひと‐だかり人集り】 多くの人が寄り集まること。また、その群集。人立ち。「黒山のような―」「―がする」 ひと‐だけ人長】 人の身長に等しい丈たけ。等身大。太平記7「芥あくたを以て―に人形を二、三十作つて」 ひと‐だすけ人助け】 人を助けること。また、そのような行為や恩恵。 ひと‐たち一太刀】 太刀で一度斬りつけること。一刀。「―浴びせる」 ひと‐だち人立ち】 人が多く集まって立つこと。ひとだかり。狂言、磁石「こちらに夥しう―が有るが、あれは何事じや」 ひと‐だ・つ人立つ】 〔自四〕 人らしくなる。成人する。源氏物語玉鬘「―・ち給ひなば」 ひと‐だね人種】 ①役に立てうる人の数。また、広く人間。人類。平家物語11「治承・養和の飢饉、東国・西国のいくさに、―ほろびうせたりといへども」 ②⇒じんしゅ ひと‐だのみ人頼み】 自分でしないで他人を頼みにして事をすること。他人まかせにすること。「―では成功しない」 ひと‐だのめ人頼め】 実際にはそれほどでもないのに人に頼もしく思わせること。古今和歌集「逢坂は―なる名にこそありけれ」 ひと‐たび一度】 ①いちど。いっぺん。 ②いったん。「―決意したからには」 ③同時。源氏物語少女「―にと定めさせ給ひしかど、…少し延べさせ給ふ」 ひと‐だま人魂】 ①夜間に空中を浮遊する青白い火の玉。古来、死人のからだから離れた魂といわれる。万葉集16「―のさ青なる君がただ独り」 ②流星の俗称。 ひと‐だまい人給‥ダマヒ ①人々に物を賜ること。また、その物。宇津保物語初秋「―ならむ御几帳」 ②従者に貸し賜る車。副車そえぐるま。宇津保物語嵯峨院「―には、御方々の御達四人づつ乗るべし」 ひと‐たまり一溜り】 暫時もちこたえること。一時ささえること。古今著聞集10「乗せられたりけるに―もせずはねおとされけるを」。「―もない」 ひと‐だまり人溜り】 ①多くの人が集まっていること。また、その場所。 ②人が集まって控える所。ひかえ。 ひと‐たらし人誑し】 人をだますこと。また、その人。好色一代男1「是ぞ都の―ぞかし」 ひと‐だんらく一段落⇒いちだんらく ひと‐ちか・い人近い】 〔形〕[文]ひとちか・し(ク) ①人気ひとけが近い。近くに人がいる。源氏物語帚木「その―・からんなむ、嬉しかるべき」 ②人に馴れている。狂言、靱猿「あの猿は人遠いか―・いか」 ひと‐ちがい人違い‥チガヒ 別の人を、その人と勘違いすること。「―をする」 ひと‐ちがえ人違え‥チガヘ (→)「ひとちがい」に同じ。 ひと‐ぢから人力】 人の力。じんりょく。 ひと‐つ一・一つ】 (ツは数詞の下に添える接尾語) ➊数としての1。いち。 ①1個。土佐日記「ただ―ある鏡をたいまつる」。狂言、柑子「―はほぞぬけ、―は潰れ、―は残る」 ②1歳。「―違いの弟」 ③そのものだけであること。単一。唯一。古今和歌集「わが身―の秋にはあらねど」。「やるもやめるも心―だ」「祖母の手―に育てられた」 ④(物を列挙する場合に)1項。また、第1。筆頭。古今和歌集「そもそもうたのさまむつなり。…そのむくさの―には、そへうた」。枕草子23「―には御手をならひ給へ。次にはきんの御琴を」。「―、金壱万円也」 ⑤1杯。また器物に一杯になること。狂言、樋の酒「『何と酒が行くか』『なかなか、はや―有るは』」 ⑥昔の時刻の数え方。一刻を四分した第1。伊勢物語「子―より丑うし三つまであるに」 ⑦(「―は」「―には」の形で)一方。一面。狂言、丼礑どぶかっちり「あたりに人もなし、―は路次の御慰みにもなりませうず」。「―には運も悪かった」 ⑧(あとに打消の語を伴って)上の事を強調して示す語。さえ。「挨拶―できない」 ➋物事を一体としてとらえていることを表す。 ①二つ以上のものが一緒になって区別できないこと。古今和歌集「緑なる―草とぞ春は見し」。枕草子122「袍うえのきぬも下襲したがさねも―になりたる」。「空と海とが―になる」 ②すべて。全体。万葉集11「わが身―は君がまにまに」 ③同じであること。更級日記「生れしより―にて」。「―屋根の下で暮らす」 ④共にすること。「―寝」 ➌(副詞的に用いて) ①こころみに。ちょっと。「―飲んでみよう」 ②どうか。「―よろしく」 ⇒ひとつ‐いんろう【一つ印籠】 ⇒ひとつ‐えり【一つ選り】 ⇒ひとつ‐えり【一つ襟】 ⇒ひとつ‐おき【一つ置き】 ⇒ひとつ‐おぼえ【一つ覚え】 ⇒ひとつおも‐はらから【一母同胞】 ⇒ひとつ‐がい【一つ買い】 ⇒ひとつ‐がき【一つ書】 ⇒ひとつ‐かま【一つ釜】 ⇒ひとつ‐かまど【一つ竈】 ⇒ひとつ‐きるもの【一つ着物】 ⇒ひとつ‐くち【一つ口】 ⇒ひとつ‐こ【一つ子】 ⇒ひとつ‐こと【一つ事】 ⇒ひとつ‐ざし【一つ差し】 ⇒ひとつ‐なべ【一つ鍋】 ⇒ひとつなる‐くち【一つなる口】 ⇒ひとつ‐ね【一つ寝】 ⇒ひとつ‐の‐もの【一つの物】 ⇒ひとつ‐ば【一つ葉】 ⇒ひとつ‐ばし【一つ橋】 ⇒ひとつ‐はちす【一つ蓮】 ⇒ひとつ‐ばなし【一つ話】 ⇒ひとつ‐び【一つ火】 ⇒ひとつ‐ひきりょう【一つ引両】 ⇒ひとつ‐びとつ【一つ一つ】 ⇒ひとつ‐べっつい【一つ竈】 ⇒ひとつ‐ぼし【一つ星】 ⇒ひとつ‐まえ【一つ前】 ⇒ひとつ‐まつ【一つ松】 ⇒ひとつ‐まなぐ【一つ眼】 ⇒ひとつ‐み【一つ身】 ⇒ひとつ‐むすめ【一つ娘】 ⇒ひとつめ‐こぞう【一つ目小僧】 ⇒ひとつ‐も【一つも】 ⇒ひとつ‐もの【一つ物】 ⇒ひとつ‐もん【一つ紋】 ⇒ひとつ‐や【一つ家】 ⇒一つ穴の貉 ⇒一つまさりの女房は金の草鞋で探しても持て ⇒一つ間違えば

広辞苑 ページ 16602 での○一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難し単語。