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ひと‐むかし【一昔】🔗🔉

ひと‐むかし一昔】 もう昔だと感じられる程度の過去。普通10年前をいう。もとは17年・21年・33年前などを意味したこともあった。平家物語(長門本)「昔は三十三年をもて―としき。今は二十一年をもて―とす」。「十年―」

ひと‐むき【一向き】🔗🔉

ひと‐むき一向き】 その事のみに心を寄せて他を顧みないこと。一途。ひたすら。ひたむき。日葡辞書「ヒトムキニモノヲスル」

ひと‐むし【一蒸し】🔗🔉

ひと‐むし一蒸し】 ①一度むすこと。 ②篝火かがりびなどをたいて、敵を取り囲み攻めたてること。太平記6「方々の峰に篝を焼いて、―蒸す程ならば」

ひと‐むすび【一結び】🔗🔉

ひと‐むすび一結び】 ひとむら。一団。煙などにいう。夫木和歌抄19「をち方にただ―立つけぶり」

ひと‐むち【一鞭】🔗🔉

ひと‐むち一鞭】 一度むちうつこと。一度鞭うって馬を走らせること。

ひと‐むね【一棟】🔗🔉

ひと‐むね一棟】 ①一つの棟。一軒。 ②同じ建物。特に、同じ長屋。

ひと‐むら【一群・一叢】🔗🔉

ひと‐むら一群・一叢】 (ムラはムレの古形) ①物が一所にかたまっていること。ひとかたまり。一団。拾遺和歌集「から錦枝に―残れるは」 ②むらがり生えている植物のひとまとまり。万葉集8「わが宿の―萩を思ふ子に見せず」

ひと‐むれ【一群】🔗🔉

ひと‐むれ一群】 一団の群集。一つのむれ。いちぐん。

ひと‐め【一目】🔗🔉

ひと‐め一目】 ①一度見ること。ちょっと見ること。「―会いたい」 ②目の中いっぱい。源氏物語須磨「涙を―浮けて見おこせ給へる」 ③物または景色の全部が一瞬の間に見渡せること。一望。 ⇒ひとめ‐せんぼん【一目千本】 ⇒ひとめ‐ぼれ【一目惚れ】

広辞苑 ページ 16627