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ひと‐わらい【人笑い】‥ワラヒ🔗⭐🔉
ひと‐わらい【人笑い】‥ワラヒ
(→)「ひとわらわれ」に同じ。
ひと‐わらえ【人笑え】‥ワラヘ🔗⭐🔉
ひと‐わらえ【人笑え】‥ワラヘ
(→)「ひとわらわれ」に同じ。後撰和歌集恋「音ねに泣けば―なり」
ひと‐わらわせ【人笑わせ】‥ワラハセ🔗⭐🔉
ひと‐わらわせ【人笑わせ】‥ワラハセ
他人を笑わせること。また、そのような行為。
ひと‐わらわれ【人笑われ】‥ワラハレ🔗⭐🔉
ひと‐わらわれ【人笑われ】‥ワラハレ
他人に笑われること。世間の笑いぐさ。人笑い。枕草子157「さすがに―ならじと念ずる」
ひと‐わる【人悪】🔗⭐🔉
ひと‐わる【人悪】
性質の悪いこと。また、その人。
○人我に辛ければ我また人に辛しひとわれにつらければわれまたひとにつらし
他人が自分につれなくすれば、自分も他人につれなくするようになる。
⇒ひと【人】
ひと‐わろ・し【人悪し】🔗⭐🔉
ひと‐わろ・し【人悪し】
〔形ク〕
外聞がわるい。みっともない。枕草子119「烏帽子のさまなどぞ、すこし―・き」
○人を射んとせば先ず馬を射よひとをいんとせばまずうまをいよ
[杜甫、前出塞詩「人を射んとせば先ず馬を射よ、敵を擒とりこにせんとせば先ず王を擒にせよ」]敵を屈服させ、または人をわが意に従わせようとするならば、まずその頼みとするものを屈服させることが成功する道である。将を射んと欲すれば先ず馬を射よ。
⇒ひと【人】
○人を怨むより身を怨めひとをうらむよりみをうらめ
[淮南子繆称訓]人を怨む前に自分の至らぬことを反省せよ。
⇒ひと【人】
○人を思うは身を思うひとをおもうはみをおもう
他人に情をかければ、やがて自分にかえって来て、人に愛されることになる。情なさけは人の為ならず。
⇒ひと【人】
○人を食うひとをくう
人を小馬鹿にしたような言動をとる。島崎藤村、夜明け前「人を喰つた態度で臨んで来る」
⇒ひと【人】
○人を立てるひとをたてる
①仲介・仲裁などのために第三者を立てる。「人を立てて申し入れる」
②他人の立場を尊重したり、よい立場を譲ったりする。
⇒ひと【人】
○人を使うは苦を使うひとをつかうはくをつかう
人を使役する苦労は並大抵でない。
⇒ひと【人】
○人をつけにするひとをつけにする
(「つけ」は「うつけ」の略か)人を馬鹿にする。浮世風呂前「人をつけへにした、何時なんどきだと思ふ」
⇒ひと【人】
○人を呪わば穴二つひとをのろわばあなふたつ
他人をのろって殺そうとすれば、自分もその報いで殺されるから、葬るべき墓穴は二つ必要なことになる。
⇒ひと【人】
○人を人とも思わぬひとをひとともおもわぬ
えらぶり思い上がって、他人をかえりみない。
⇒ひと【人】
○人を見たら泥棒と思えひとをみたらどろぼうとおもえ
他人を軽々しく信用してはならないということのたとえ。
⇒ひと【人】
○人を見て法を説くひとをみてほうをとく
「にん(人)を見て法を説く」に同じ。→人にん(成句)
⇒ひと【人】
○人を以て言を廃せずひとをもってげんをはいせず
[論語衛霊公]つまらない人の言ったことでも、内容がよければ採用すべきである。
⇒ひと【人】
広辞苑 ページ 16644。