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ひと【人】🔗⭐🔉
ひと【人】
①サル目(霊長類)ヒト科の動物。現存種はホモ‐サピエンスただ1種。人類。また、その一員としての個々人。万葉集5「わくらばに―とはあるを」→人類。
②〔法〕
㋐権利義務の主体たる人格。自然人と法人とに分けられる。
㋑出生から死亡に至るまでの自然人。
③世の中の人。世人。万葉集4「汝なをと吾あを―そ離さくなる」
④(「他人」とも書く)ほかの人。他人。「―の目」「―の事は気にするな」
⑤(代名詞的に)お前。あなた。平家物語7「まことに―は十三我は十五より見そめ奉り」
⑥おとな。成人。万葉集5「いつしかも―となり出でて」
⑦然るべき人。立派な人。人材。万葉集5「我あれをおきて―はあらじと」。「―を得る」
⑧臣下。家来。従者。古今和歌集序「君も―も身を合はせたり」。狂言、二人大名「此方は―を連れさつしやれぬが」
⑨特別の関係にある人。夫または妻。蜻蛉日記中「―はこなたざまに心寄せて」。「うちの―」
⑩心だて。人がら。ひととなり。性質。「―が悪い」「―がかわる」
⑪人のけはい。ひとけ。「―離れ」
⇒人悪しかれ
⇒人有る中にも人無し
⇒人至って賢ければ友なし
⇒人衆ければ天に勝つ
⇒人が好い
⇒人が変わる
⇒人必ず自ら侮りて然る後に人これを侮る
⇒人が悪い
⇒人と入れ物はあり次第
⇒人と成る
⇒人と屏風は直には立たず
⇒人には添うて見よ、馬には乗って見よ
⇒人の頭の蠅を追う
⇒人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し
⇒人の噂も七十五日
⇒人の口に戸は立てられず
⇒他人の疝気を頭痛に病む
⇒人の宝を数える
⇒人のふり見て我がふり直せ
⇒人の褌で相撲を取る
⇒人の将に死なんとするや、その言や善し
⇒人の悪口は鴨の味
⇒人は石垣、人は城
⇒人は一代、名は末代
⇒人は落ち目が大事
⇒人は善悪の友による
⇒人は互い
⇒人は情
⇒人はパンのみにて生くる者に非ず
⇒人は人、我は我
⇒人は見かけによらぬもの
⇒人は見目よりただ心
⇒人木石にあらず
⇒人増せば水増す
⇒人もあろうに
⇒人も無げ
⇒人我に辛ければ我また人に辛し
⇒人を射んとせば先ず馬を射よ
⇒人を怨むより身を怨め
⇒人を思うは身を思う
⇒人を食う
⇒人を立てる
⇒人を使うは苦を使う
⇒人をつけにする
⇒人を呪わば穴二つ
⇒人を人とも思わぬ
⇒人を見たら泥棒と思え
⇒人を見て法を説く
⇒人を以て言を廃せず
広辞苑 ページ 16579 での【人】単語。