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ひゃくまん【百万】🔗🔉

ひゃくまん百万】 能。古曲「嵯峨物狂」を世阿弥が改作した狂女物。女曲舞おんなくせまいの百万が子を失って狂女となるが、嵯峨の大念仏の日にわが子を見出す。

ひゃくまん‐げん【百万言】🔗🔉

ひゃくまん‐げん百万言】 多くの言葉。あらゆる言葉。「―を費やす」 ⇒ひゃく‐まん【百万】

ひゃくまん‐だら【百万陀羅】🔗🔉

ひゃくまん‐だら百万陀羅】 何度も何度もくりかえし言うことの形容。 ⇒ひゃく‐まん【百万】

ひゃくまん‐ちょうじゃ【百万長者】‥チヤウ‥🔗🔉

ひゃくまん‐ちょうじゃ百万長者‥チヤウ‥ 非常に多くの富を有する人。 ⇒ひゃく‐まん【百万】

ひゃくまん‐とう【百万塔】‥タフ🔗🔉

ひゃくまん‐とう百万塔‥タフ 供養塔の一種。764年(天平宝字8)追福修善のために奈良などの諸大寺に納められた百万基の木製小形の塔。轆轤ろくろびきで造り、露盤の下の空洞に陀羅尼一巻を納めた。現在、法隆寺に約4万基、うち完全なもの百余基を保存。陀羅尼は無垢浄光大陀羅尼経に説く6種の陀羅尼のうちの4種で、銅版または木版で印刷され、日本最古の印刷物といわれる。 百万塔 ⇒ひゃく‐まん【百万】

ひゃくまん‐べん【百万遍】🔗🔉

ひゃくまん‐べん百万遍】 ①弥陀の名号を百万回唱えること。多くの僧俗が集まって一つの大きな数珠を繰りまわしつつ皆で念仏を唱える法会。百万遍念仏。 ②(百万遍念仏法会で有名なので)京都市左京区の知恩寺の別称。 ⇒ひゃく‐まん【百万】

ひゃく‐み【百味】🔗🔉

ひゃく‐み百味】 種々の美味・珍味。また、そのような食物を仏前に供えること。百味の飲食おんじき。宇津保物語俊蔭「―を具へたる飲食おんじきになりぬ」 ⇒ひゃくみ‐だんす【百味箪笥】 ⇒ひゃくみ‐の‐おんじき【百味の飲食】

広辞苑 ページ 16730