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赤ら小舟】‥ヲ‥🔗🔉

赤ら小舟‥ヲ‥ 赤く塗った舟。特に、官船。(古代、官船は赤く塗ったから)万葉集16「沖行くや―に裹つとやらば」 ⇒あか‐ら【赤ら】 あから‐か

赤らか】🔗🔉

赤らか】 赤みを帯びて美しいさま。源氏物語常夏「紅といふものいと―にかいつけて」 ⇒あか‐ら【赤ら】 あから‐がお

赤ら顔】‥ガホ🔗🔉

赤ら顔‥ガホ 赤みをおびた顔。 ⇒あか‐ら【赤ら】 あから‐がしわ

赤ら柏】‥ガシハ🔗🔉

赤ら柏‥ガシハ ①葉に赤みのある柏。供物を盛る具とした。万葉集20「印南野の―は時はあれど」 ②京都北野天満宮の11月1日の祭。供物を赤ら柏に盛るからいう。6月の青柏祭に対する。 ⇒あか‐ら【赤ら】 あから‐さま (「偸閑」「白地」とも当てる) ①たちまち。急。皇極紀「―に斬るべし」 ②一時的であるさま。ちょっと。しばらく。宇津保物語忠乞「暇許させ給はぬをしひて申して―にまかでぬ」 ③(「―にも」の形で、否定の語を伴って)かりそめにも。古今著聞集20「―にも、あどなきことをばすまじきことなり」 ④かくさず、ありのまま。あらわ。はっきり。好色一代女4「女は妖淫うつくしき肌を―になし」。「―に言う」「―な軽蔑」 あから・し 〔形シク〕 痛切である。ひどい。一説に、悲しい。欽明紀「何ぞ悲しきことの―・しき」。蜻蛉日記「などか来ぬ、とはぬ、にくし、―・しとて」 あからし・ぶ 〔自四〕 痛切に感ずる。心から嘆く。〈日本霊異記訓釈〉 あからしま‐かぜ

あからしま風】🔗🔉

あからしま風】 (アカラシマはアカラサマ(俄かの意)の転)暴風。はやて。あかしまかぜ。あらしまかぜ。神武紀「海の中にして卒にわかに―に遇ひぬ」 あからひき‐の‐いと

広辞苑 ページ 168