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赤ら柏】‥ガシハ🔗⭐🔉
赤ら柏】‥ガシハ
①葉に赤みのある柏。供物を盛る具とした。万葉集20「印南野の―は時はあれど」
②京都北野天満宮の11月1日の祭。供物を赤ら柏に盛るからいう。6月の青柏祭に対する。
⇒あか‐ら【赤ら】
あから‐さま
(「偸閑」「白地」とも当てる)
①たちまち。急。皇極紀「―に斬るべし」
②一時的であるさま。ちょっと。しばらく。宇津保物語忠乞「暇許させ給はぬをしひて申して―にまかでぬ」
③(「―にも」の形で、否定の語を伴って)かりそめにも。古今著聞集20「―にも、あどなきことをばすまじきことなり」
④かくさず、ありのまま。あらわ。はっきり。好色一代女4「女は妖淫うつくしき肌を―になし」。「―に言う」「―な軽蔑」
あから・し
〔形シク〕
痛切である。ひどい。一説に、悲しい。欽明紀「何ぞ悲しきことの―・しき」。蜻蛉日記下「などか来ぬ、とはぬ、にくし、―・しとて」
あからし・ぶ
〔自四〕
痛切に感ずる。心から嘆く。〈日本霊異記上訓釈〉
あからしま‐かぜ【
あからしま風】🔗⭐🔉
あからしま風】
(アカラシマはアカラサマ(俄かの意)の転)暴風。はやて。あかしまかぜ。あらしまかぜ。神武紀「海の中にして卒にわかに―に遇ひぬ」
あからひき‐の‐いと【
広辞苑 ページ 168。