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ひろつ‐かずお【広津和郎】‥ヲ🔗🔉

ひろつ‐かずお広津和郎‥ヲ 小説家・評論家。柳浪の次男。東京生れ。早大卒。評論家として出発、「神経病時代」で作家的地位を確立。のち散文精神論を唱え、小説「風雨強かるべし」「巷の歴史」などを発表。第二次大戦後、十年余にわたり松川事件の裁判批判を行う。(1891〜1968) 広津和郎(1) 撮影:田村 茂 広津和郎(2) 撮影:田沼武能 ⇒ひろつ【広津】

びろ‐つ・く🔗🔉

びろ‐つ・く 〔自四〕 でれでれと異性にまつわりつく。びれつく。浮世風呂2「岩永は女に―・かねへから」

ひろっ‐ぱ【広っぱ】🔗🔉

ひろっ‐ぱ広っぱ】 (ヒロバ(広場)の訛)ひろびろとひらけた場所。「―で遊ぶ」

ひろつ‐りゅうろう【広津柳浪】‥リウラウ🔗🔉

ひろつ‐りゅうろう広津柳浪‥リウラウ 小説家。本名、直人。長崎生れ。東大医科中退。硯友社同人。「黒蜴蜓くろとかげ」「今戸心中」などで下層社会の悲惨事を描写、深刻小説・悲惨小説と呼ばれた。(1861〜1928) →文献資料[今戸心中] ⇒ひろつ【広津】

ピロティ【pilotis フランス】🔗🔉

ピロティpilotis フランス】 2階以上を部屋とし、1階を柱だけの吹放ちにした建物の、1階部分。ル=コルビュジエが提唱した近代建築の一技法。

ピロ‐でんき【ピロ電気】🔗🔉

ピロ‐でんきピロ電気】 (pyro-electricity)(→)焦電気しょうでんきに同じ。

ひろと‐かぜ【広戸風】🔗🔉

ひろと‐かぜ広戸風】 岡山県北部、那岐山なぎさんの南山麓に吹きおろす北寄りの強風。那岐おろし。横仙よこぜ風。

ひろ‐にわ【広庭】‥ニハ🔗🔉

ひろ‐にわ広庭‥ニハ ①玄関先の広い庭。太平記1「時綱はわざと敵を―へおびき出し」 ②近世、民家の台所の土間。世間胸算用4「方々より大分だいぶんの銀箱かねばこ―につみかさね」

広辞苑 ページ 16866