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うかし‐びょうし【浮かし拍子】‥ビヤウ‥🔗🔉

うかし‐びょうし浮かし拍子‥ビヤウ‥ 人の心を浮き立たせる拍子。浮き拍子。うかれ拍子。 ⇒うかし【浮かし】

うか‐じん【宇賀神】🔗🔉

うか‐じん宇賀神(→)「うかのかみ」に同じ。

うか・す【浮かす】🔗🔉

うか・す浮かす】 〔他五〕 ①浮くようにする。浮かべる。赤染衛門集「筏の形を作りて―・したりしを見て」。「池に小舟を―・す」 ②浮き立たせる。ひき立てて陽気にする。狂言、宗論「これから踊り念仏を初めて、きやつを―・いてやらう」 ③本来の状態から浮き上がったようにする。今昔物語集19「神拝も―・し、朔幣なども止められて」。「腰を―・して逃げ腰になる」 ④やりくりして余分が出るようにする。「時間を―・す」

うか‐たま【宇迦魂・倉稲魂】🔗🔉

うか‐たま宇迦魂・倉稲魂(→)「うかのみたま」に同じ。

うがち【穿ち】🔗🔉

うがち穿ち】 (動詞ウガツの連用形から) ①普通には知られていない裏の事情をあばくこと。人情の機微など、微妙な点を巧みに言い表すこと。人情本、春色辰巳園「もとこれ―のふみならず、只人情を尽さんとて」 ②新奇で、凝ったことをすること。洒落本、大通契語「これはこの里の―にて道具屋と見せて引手茶屋」 ⇒うがち‐すぎ【穿ち過ぎ】

うがち‐すぎ【穿ち過ぎ】🔗🔉

うがち‐すぎ穿ち過ぎ】 人情の機微や物事の本質をうまくとらえているようで、実はそれが行き過ぎ、事実からはずれていること。 ⇒うがち【穿ち】

う‐かつ【迂闊】‥クワツ🔗🔉

う‐かつ迂闊‥クワツ ①回り遠くて、実情にあてはまらないこと。迂遠。 ②注意の足りないこと。うっかりしているさま。「―な話だが」「―にも忘れた」「―には手を出せない」 ③大まかで、気の大きいこと。〈日葡辞書〉

広辞苑 ページ 1687