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ひ‐わたり【火渡り】🔗🔉

ひ‐わたり火渡り】 修験道の行者などが行う術。燃えさかる燠おきの上を呪文を唱えながら裸足で渡ること。 火渡り(東京・薬王院) 提供:東京都

ひわ‐ちゃ【鶸茶】ヒハ‥🔗🔉

ひわ‐ちゃ鶸茶ヒハ‥ 鶸色ひわいろがかった茶色。黄みの強い茶色。ひわちゃいろ。 Munsell color system: 8.5Y5.5/3

びわ‐の‐こと【琵琶の琴】ビハ‥🔗🔉

びわ‐の‐こと琵琶の琴ビハ‥ (「琴」は弦楽器の総称)(→)「びわ」に同じ。

びわ‐ほうし【琵琶法師】ビハホフ‥🔗🔉

びわ‐ほうし琵琶法師ビハホフ‥ 琵琶を弾ずる法師。平安時代から巷間の盲人芸能者で、僧体で琵琶を弾ずるものがあった。鎌倉時代、平家物語を琵琶に合わせて語る平家(平曲)を始め、座を組織して活動。そのうちの当道座は近世初期に全国に拡大、幕府公認となったが、これに加わらない九州の一部の琵琶法師が18世紀に盲僧座を形成、琵琶を弾いて地神経じしんきょうを読誦し、余興に物語を歌った。これを盲僧琵琶といい、薩摩琵琶・筑前琵琶の母体となった。徒然草「―の物語を聞かむとて琵琶を召し寄せたるに」→平家3 琵琶法師

ひわ‐ぼそ【繊弱細】ヒハ‥🔗🔉

ひわ‐ぼそ繊弱細ヒハ‥ か弱く細いさま。古事記「―撓たわや腕がいなを」

びわ‐ます【琵琶鱒】ビハ‥🔗🔉

びわ‐ます琵琶鱒ビハ‥ サケ科の淡水産硬骨魚。全長約50センチメートル。サクラマスによく似た琵琶湖固有亜種。秋に産卵のため琵琶湖へ注ぐ川へさかのぼる。アメノウオ。

ひわ‐やか【繊弱】ヒハ‥🔗🔉

ひわ‐やか繊弱ヒハ‥ 細くよわいさま。きゃしゃなさま。ひよやか。栄華物語本雫「―に美しうおはします」

びわよう‐とう【枇杷葉湯】ビハエフタウ🔗🔉

びわよう‐とう枇杷葉湯ビハエフタウ ①ビワの葉に肉桂・甘草・莪蒁がじゅつ・甘茶などを細く切って混ぜ合わせたものの煎汁。清涼飲料として用い、暑気あたりや痢病を防ぐ効能がある。京都烏丸に本家があり、江戸では馬喰町山口屋又三郎の店がこれを扱い宣伝用に路傍で無料で飲ませた。〈[季]夏〉 ②(誰にでもふるまう意から)貞操のない女。傾城買四十八手「手めへの―は棚へ上げて」

広辞苑 ページ 16872