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ふう‐ゆ【諷喩・風諭】🔗🔉

ふう‐ゆ諷喩・風諭】 遠まわしにそれとなくさとすこと。たとえでそれと推察させる仕方。太平記39「詩人の賦せし―の詞、げにもと思ひ知られたり」 ⇒ふうゆ‐ほう【諷喩法】

ふう‐ゆう【風友】‥イウ🔗🔉

ふう‐ゆう風友‥イウ 風月を友とする人。風人。詩人。三冊子「―の中の心目とす」

ふう‐ゆうらん【馮友蘭】‥イウ‥🔗🔉

ふう‐ゆうらん馮友蘭‥イウ‥ (Feng Youlan)(姓はヒョウとも)中国の哲学者。河南省唐河生れ。米国に留学し、分析哲学を学ぶ。新理学と称される哲学体系を構築し、人民共和国建国後は北京大学教授。新儒家の代表に数えられる。著「中国哲学史」など。(1895〜1990)

ふうゆ‐ほう【諷喩法】‥ハフ🔗🔉

ふうゆ‐ほう諷喩法‥ハフ (allegory)修辞法の一つ。わざと本義を隠して、ただ喩たとえだけを掲げ、喩を通じて本義を推察させる技法。「燕雀えんじゃくいずくんぞ鴻鵠こうこくの志を知らんや」で「小人物に大人物の大志がわかるものか」の意をさとらせる類。 ⇒ふう‐ゆ【諷喩・風諭】

ふう‐よう【風葉】‥エフ🔗🔉

ふう‐よう風葉‥エフ 風に吹き散らされる木の葉。笈の小文「身は―の行末なき心地して」

ふう‐よう【楓葉】‥エフ🔗🔉

ふう‐よう楓葉‥エフ 紅葉した楓ふうの葉、また、カエデの葉。

ふうようわかしゅう【風葉和歌集】‥エフ‥シフ🔗🔉

ふうようわかしゅう風葉和歌集‥エフ‥シフ 物語歌集。20巻(現存本は末2巻欠)。平安時代以後の物語約200種の歌1400首余(現存本)を採り、勅撰集にならって詞書・作者を付して部類したもの。1271年(文永8)、後嵯峨院の中宮姞子(大宮院)の命で撰。

フーヨーハイ【芙蓉蟹】🔗🔉

フーヨーハイ芙蓉蟹】 (広東音)(→)蟹玉かにたまに同じ。

ふう‐らい【風来】🔗🔉

ふう‐らい風来】 ①風に吹きもたらされたように、どこからともなく来ること。漂到。 ②落ちつかないこと。気まぐれ。また、その人。浄瑠璃、国性爺合戦「―とは舌長し」 ③遊里で、初めて来た客。ふりの客。人情本、春色籬之梅「お茶屋もない―のお客に」 ⇒ふうらい‐さんじん【風来山人】 ⇒ふうらい‐じん【風来人】 ⇒ふうらい‐ぼう【風来坊】 ⇒ふうらい‐もの【風来者】

広辞苑 ページ 16975