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フェナセチン【phenacetin】🔗⭐🔉
フェナセチン【phenacetin】
解熱剤。鎮静・鎮痛作用を有し、神経痛・頭痛・不眠などに用いる。アセチルパラフェネチジン。
フェナントレン【phenanthrene】🔗⭐🔉
フェナントレン【phenanthrene】
分子式C14H10 3個のベンゼン環が縮合した芳香族炭化水素。アントラセンの異性体。無色の結晶。コールタールに含まれる。染料・医薬の合成原料。
フェニキア【Phoenicia】🔗⭐🔉
フェニキア【Phoenicia】
レバノン山脈の西、シリア地方の地中海沿岸に沿う狭長な地域の古代の称。また、そこにセム系のフェニキア人が前3000年頃に建てた、シドン・ティルスなど都市国家の総称。航海にすぐれ、前13世紀から海上貿易を営み、西は地中海から大西洋まで進出、東はペルシア・セイロンに至る。ギリシアの台頭によって次第に衰え、前64年ローマに併合。
⇒フェニキア‐ご【フェニキア語】
⇒フェニキア‐もじ【フェニキア文字】
フェニキア‐ご【フェニキア語】🔗⭐🔉
フェニキア‐ご【フェニキア語】
(Phoenician)紀元前12世紀から後5世紀にかけてフェニキア地方で用いられた言語。セム語派の北西セム語群に属する。
⇒フェニキア【Phoenicia】
フェニキア‐もじ【フェニキア文字】🔗⭐🔉
フェニキア‐もじ【フェニキア文字】
フェニキア語を表記するのに用いられた文字。フェニキアやイラク・モロッコなどから発掘された碑文に残る。ギリシア文字に取り入れられ、今日のローマ字の基礎となる。
⇒フェニキア【Phoenicia】
フェニックス【Phoenix】🔗⭐🔉
フェニックス【Phoenix】
①エジプトの伝説的な霊鳥。アラビアの砂漠にすみ、500年生きると、その巣に火をつけて焼け死んだのち、生まれ変わるという。不死永生の象徴。不死鳥。フォイニクス。
②〔植〕ヤシ科フェニックス属の植物(その学名)。カナリー‐ヤシ・シンノウヤシなど。暖地の庭木・街路樹などとして栽植。このほか、ナツメヤシなど約15種を含む。
フェニックス
撮影:関戸 勇

広辞苑 ページ 16990。