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ふかんぜん‐へんたい【不完全変態】‥クワン‥🔗🔉

ふかんぜん‐へんたい不完全変態‥クワン‥ 昆虫の変態の一型。蛹さなぎの時期を経過せず、幼虫から直ちに成虫になるもの。バッタ・カゲロウ・トンボ・シラミ・セミなどの類に見られる。不完全変態をする昆虫の幼虫を若虫わかむしあるいはニンフということもある。↔完全変態。 ⇒ふ‐かんぜん【不完全】

ふかんぜん‐よう【不完全葉】‥クワン‥エフ🔗🔉

ふかんぜん‐よう不完全葉‥クワン‥エフ 葉身・葉柄・托葉のいずれかを欠く葉。 ⇒ふ‐かんぜん【不完全】

ふかんぜん‐りこう【不完全履行】‥クワン‥カウ🔗🔉

ふかんぜん‐りこう不完全履行‥クワン‥カウ 債務不履行の一類型。債務者が債務を一応履行したが、その内容が債務の本旨に従ったものでなく、不完全であること。 ⇒ふ‐かんぜん【不完全】

ふかんでん‐でん【不堪佃田】🔗🔉

ふかんでん‐でん不堪佃田】 佃たづくるに堪えない田、すなわち荒廃した田。不堪田。 ⇒ふ‐かん【不堪】

ふかんでんでん‐の‐そう【不堪佃田の奏】🔗🔉

ふかんでんでん‐の‐そう不堪佃田の奏】 平安時代の朝廷で、毎年9月に国司から送って来る不堪佃田の申告に基づき、大臣以下が租税減税を上奏する行事。〈[季]秋〉 ⇒ふ‐かん【不堪】

ふかん‐ゆ【不乾油】🔗🔉

ふかん‐ゆ不乾油(→)不乾性油に同じ。

ふ‐がんりき【不眼力】🔗🔉

ふ‐がんりき不眼力】 物事を見抜く見識のないこと。

ふき【吹き】🔗🔉

ふき吹き】 ①風などの吹くこと。後撰和歌集「山風の―のまにまに」 ②(→)「ふいご」に同じ。〈日葡辞書〉 ③金属などを熔解すること。鋳造すること。

ふき【袘・🔗🔉

ふき袘・】 袷あわせ・綿入れの袖口や裾すその裏地を表に折り返し、表から少しのぞくように仕立てた部分。ふき返し。→和服(図)

ふき【蕗・苳・款冬・菜蕗】🔗🔉

ふき蕗・苳・款冬・菜蕗】 キク科の多年草。日本各地に自生、食用に栽培。茎は地中にあって甚だ短い。葉柄は長さ30〜70センチメートル、上部に大きな腎臓形の葉をつける。早春、葉に先立って、大きな苞ほうに包まれた花茎、「蕗の薹とう」を生じ、多くの細かい白色頭状花を開く。雌雄異株。葉柄と花茎とは食用。寒地には巨大なアキタブキが、また園芸品種がいくつかある。〈[季]夏〉 フキ(葉) 撮影:関戸 勇 フキ(花) 撮影:関戸 勇

広辞苑 ページ 17034