複数辞典一括検索+

ふき‐た・てる【吹き立てる】🔗🔉

ふき‐た・てる吹き立てる】 〔他下一〕[文]ふきた・つ(下二) ①吹いて高くあげる。万葉集5「かまどには火気ほけ―・てず」 ②笛などを高く吹き鳴らす。源氏物語紅葉賀「―・てたる物の音ども」 ③大言を吐く。

ふき‐た・てる【拭き立てる】🔗🔉

ふき‐た・てる拭き立てる】 〔他下一〕 しきりに拭いてきれいにする。

ふき‐だま【吹玉】🔗🔉

ふき‐だま吹玉】 ガラスを吹いて作った玉。ガラス玉。

ふき‐だまり【吹き溜り】🔗🔉

ふき‐だまり吹き溜り】 ①風に吹き寄せられて雪や落葉・ごみなどが1カ所にたまった所。「―の雪」 ②(比喩的に)行く当てのない人たちが自然と集まる所。社会の脱落者などのたまり場。「人生の―」

ぶ‐きちょう【不器用・無器用】🔗🔉

ぶ‐きちょう不器用・無器用】 (ブキヨウの転)器用でないこと。ぶきっちょ。

ぶ‐きちょう【無几帳】‥チヤウ🔗🔉

ぶ‐きちょう無几帳‥チヤウ きちょうめんでないこと。

ふき‐ちょうしゅん【富貴長春】‥チヤウ‥🔗🔉

ふき‐ちょうしゅん富貴長春‥チヤウ‥ (謎語画題)(→)長春富貴ちょうしゅんふうきに同じ。

ふき‐ちら・す【吹き散らす】🔗🔉

ふき‐ちら・す吹き散らす】 〔他五〕 ①風が吹いて物をちらす。源氏物語野分「かく―・してんには」 ②頻りに言いふらす。吹聴する。落窪物語2「只今此の君、大臣おとどがねと―・し給へば」 ③大言壮語する。

ふ‐きつ【不吉】🔗🔉

ふ‐きつ不吉】 縁起の悪いこと。不運のきざしがあること。不祥。凶。「―な予感」

ふき‐つぎ【吹継ぎ】🔗🔉

ふき‐つぎ吹継ぎ】 鋳造して加え足すこと。

ふき‐づくり【吹旁】🔗🔉

ふき‐づくり吹旁】 漢字の旁つくりの一つ、「次」「歌」などの「欠」の部分の俗称。→あくび2

ふき‐つけ【吹付け】🔗🔉

ふき‐つけ吹付け】 塗料などを霧状にして付着させること。「―工事」

ふき‐つ・ける【吹き付ける・吹き着ける】🔗🔉

ふき‐つ・ける吹き付ける・吹き着ける】 〔他下一〕[文]ふきつ・く(下二) ①吹いて付着させる。また、物を吹き寄せる。平家物語11「阿波の地へこそ―・けたれ」。「塗料を―・ける」 ②風が吹いて火を燃えつかせる。平家物語1「はては大内たいだいに―・けて、…一時が内に灰燼の地とぞなりにける」 ③勢い強く吹きあてる。方丈記「炎を地に―・けたり」 ④考えなどを相手に吹き込む。吹聴する。 ⑤(自動詞的に)風が強く吹きあたる。

広辞苑 ページ 17044