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ふ‐し【父子】🔗🔉

ふ‐し父子】 父と子。

ふし【付子・附子・五倍子】🔗🔉

ふし付子・附子・五倍子】 ヌルデの若芽・若葉などに生じた瘤状の虫癭ちゅうえい。タンニン材として女性が歯を黒く染めることや、薬用・染織用・インク製造などに供した。生五倍子。〈[季]秋〉。→ふしかね

ふじ🔗🔉

ふじ リンゴの一品種。甘味が強く、成熟すると蜜ができる。貯蔵性に優れ、無袋栽培も行われる。盛岡果樹試験場で育成。

ふじ【藤】フヂ🔗🔉

ふじフヂ ①マメ科フジ属の蔓性落葉木本の総称。山野に広く自生するヤマフジ(蔓つるは左巻き)とノダフジ(蔓は右巻き)のほか、観賞用の多くの園芸品種がある。幹の長さ10メートル以上、他物にからむ。葉は羽状複葉。5〜6月頃淡紫色または白色の蝶形の花を長い花穂で垂れる。莢さやは長楕円形。蔓は強靱で、縄の代用など各種の用に供する。紫藤しとう。ウィスタリア。〈[季]春〉。万葉集14「春辺咲く―の末葉のうらやすに」 フジ 撮影:関戸 勇 ②藤・葛かずらなどの蔓。徒然草「―の先は…牛の角のやうに撓むべし」 ③「ふじごろも」の略。 ④「ふじいろ」の略。 ⑤紋所の名。藤の葉・花房を模様化したもの。上り藤・下り藤・杏葉ぎょうよう藤・三つ葉藤・九条藤などがある。 藤 ⑥襲かさねの色目。表は薄紫、裏は青。ふじがさね。

広辞苑 ページ 17132