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ふゆ‐た【冬田】🔗🔉

ふゆ‐た冬田】 冬の荒れた田。稲を刈り取ったあとそのままにしてある冬の田。〈[季]冬〉 ○冬立つふゆたつ 暦の上で冬になる。立冬になる。〈[季]冬〉。源氏物語夕顔「けふぞ―日なりけるもしるく」 ⇒ふゆ【冬】

ふゆ‐づた【冬蔦】🔗🔉

ふゆ‐づた冬蔦】 キヅタの別称。〈[季]冬〉

ふゆ‐つばき【冬椿】🔗🔉

ふゆ‐つばき冬椿】 冬に咲く早咲きの椿。〈[季]冬〉

ふゆ‐どし【冬年】🔗🔉

ふゆ‐どし冬年】 去年の冬。昨冬。旧冬。好色一代女4「こちのお亀が―、二三日わづらふて死んだが」

ふゆ‐どなり【冬隣】🔗🔉

ふゆ‐どなり冬隣】 冬のきびしさや暗さがすぐ近くに迫っている晩秋の候をいう。〈[季]秋〉

ふゆ‐どり【冬鳥】🔗🔉

ふゆ‐どり冬鳥】 秋に北方から渡ってきて越冬し、春に再び去って夏に北方で営巣・繁殖する渡り鳥。日本ではガン・カモ・ツグミなど。→渡り鳥(表)

ふゆ‐な【冬菜】🔗🔉

ふゆ‐な冬菜】 ①冬に摘む菜。〈[季]冬〉 ②トウナ(唐菜)の別称。 ○冬温しふゆぬくし 冬であるのに暖かい。冬あたたか。〈[季]冬〉 ⇒ふゆ【冬】

ふゆ‐の【冬野】🔗🔉

ふゆ‐の冬野】 冬枯れの野。〈[季]冬〉。後拾遺和歌集「霜枯れの―に立てるむら薄」

ふゆ‐の‐うみ【冬の海】🔗🔉

ふゆ‐の‐うみ冬の海】 冬の荒涼とした海。〈[季]冬〉

ふゆのきょく【冬の曲】🔗🔉

ふゆのきょく冬の曲】 箏曲。古今組の一曲。2世吉沢検校作曲。古今集の冬の部の和歌4首を歌詞とする。のちに松阪春栄が手事と替手を補作。

ふゆ‐の‐つき【冬の月】🔗🔉

ふゆ‐の‐つき冬の月】 冬の夜に寒々と照る月。〈[季]冬〉

ふゆ‐の‐はえ【冬の蠅】‥ハヘ🔗🔉

ふゆ‐の‐はえ冬の蠅‥ハヘ 冬まで生き残っている蠅。〈[季]冬〉

ふゆ‐の‐はち【冬の蜂】🔗🔉

ふゆ‐の‐はち冬の蜂】 冬に、日当りのよいところなどに見かける、動作も鈍くなった蜂。〈[季]冬〉

広辞苑 ページ 17375