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うじ【宇治】ウヂ🔗🔉

うじ宇治ウヂ 京都府南部の市。宇治川の谷口に位置し、茶の名産地。平安時代、貴人の別荘地・遊楽地。平等院・黄檗おうばく宗本山万福寺がある。人口19万。(歌枕)

う‐じ【有時】🔗🔉

う‐じ有時】 〔仏〕ある時。道元は「正法眼蔵有時」で、一切の存在(有)を時間の相において見、今ここに現前している存在のあり方こそ絶対であると説いた。

うし‐あぶ【牛虻】🔗🔉

うし‐あぶ牛虻】 アブ科の一種。体色は灰黒ないし灰褐、体長2.5〜3センチメートル。牛馬などから吸血する。

うし‐あめ【丑雨】🔗🔉

うし‐あめ丑雨】 丑の刻に降りはじめた雨。朝雨で、間もなくやむという。

うし‐あわせ【牛合せ】‥アハセ🔗🔉

うし‐あわせ牛合せ‥アハセ 牛と牛とを角をつきあわせて戦わせ、その勝負をみる遊び。闘牛。牛突。牛の角突。牛相撲。西遊記続編「―といふ遊びあり」

うじい【雲林院】‥ヰ🔗🔉

うじい雲林院‥ヰ ウリンヰンの転訛。

うし‐いち【牛市】🔗🔉

うし‐いち牛市】 牛を売買する市。

うじ‐うじウヂウヂ🔗🔉

うじ‐うじウヂウヂ ためらうさま。もじもじ。ぐずぐず。浄瑠璃、曾根崎「―してこそゐたりけれ」

うじ‐うど【氏人】ウヂ‥🔗🔉

うじ‐うど氏人ウヂ‥ ウジヒトの音便。

うじ‐うぶすな【氏産土】ウヂ‥🔗🔉

うじ‐うぶすな氏産土ウヂ‥ 祖先の霊を祀る氏神と、出生地の守護神たる産土神との併称。狂言、磁石「是を磁石が―に手向け、再び蘇生致させうと存ずる」

うし‐うま【牛馬】🔗🔉

うし‐うま牛馬】 ウマの一品種。全身に毛や鬣たてがみが少なく、尾も裸出し、ウシに似るため名づけられた。鹿児島県種子島たねがしまだけで飼育されたが、1948年に絶滅。

うじ‐うまれ【氏生れ】ウヂ‥🔗🔉

うじ‐うまれ氏生れウヂ‥ その家系として生まれること。狂言、粟田口「此の―の者は、悉く粟田口と申す」

広辞苑 ページ 1742