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べかん‐なり🔗🔉

べかん‐なり (助動詞ベカリに伝聞・推定の助動詞ナリが付いたベカルナリの音便形)(→)「べかなり」に同じ。源氏物語若紫「宮へ渡らせ給ふべかんなるを、そのさきに物一こと聞えさせおかむとてなむ」

べかん‐めり🔗🔉

べかん‐めり (助動詞ベカリに推量の助動詞メリが付いたベカルメリの音便形)(→)「べかめり」に同じ。源氏物語桐壺「なほ朝政は怠らせ給ひぬべかんめり」

へき【壁】🔗🔉

へき】 ①かべ。しきり。日葡辞書「ヘキヲヘダテテイタ」。「コンクリート―」 ②〔天〕二十八宿の一つ。北方にあるもの。なまめぼし。壁宿。

へき【璧】🔗🔉

へき】 中央に孔のある円板状に作った玉ぎょくやガラスの製品。殷代から漢代にかけて祭器・装飾品・副葬品、身分を示す標識とした。新石器時代の環状石斧せきふに起源する。渦雲(蒲璧)・穀粒子(穀璧)などの文様がある。日本にも弥生時代に伝来したものがある。

へき【癖】🔗🔉

へき】 心が、ある事にかたよること。また、その嗜好。くせ。「虚言―」

へぎ【折ぎ・剥ぎ】🔗🔉

へぎ折ぎ・剥ぎ】 ①へぐこと。 ②「へぎいた」の略。 ③「へぎおしき」の略。〈日葡辞書〉 ④「へぎおり」の略。

べき【羃・冪】🔗🔉

べき羃・冪】 〔数〕(「巾」とも書く)(→)累乗るいじょうに同じ。

べき【可き】🔗🔉

べき可き】 〔助動〕 (ベシの連体形) ⇒べし。「早く対策をたてる―だ」

へき‐あん【僻案】🔗🔉

へき‐あん僻案】 ①かたよった考え。 ②自分の考えの謙譲語。

へきあんしょう【僻案抄】‥セウ🔗🔉

へきあんしょう僻案抄‥セウ 和歌の注釈書。1巻。藤原定家が古今・後撰・拾遺3集の難語を注し、本文批評をしたもの。1226年(嘉禄2)成る。古今・後撰両集については父俊成の庭訓口伝によるところが大きい。僻案集。

ペギー【Charles Péguy】🔗🔉

ペギーCharles Péguy】 フランスの作家。初め社会主義を奉じ、のちカトリック教に回心。1900年「半月手帖」を創刊。第一次大戦に従軍、戦死。(1873〜1914)

広辞苑 ページ 17683