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べつ‐かん【鼈羹】🔗🔉

べつ‐かん鼈羹】 禅家で用いる点心てんしんの一種。擂ったヤマノイモに小麦粉・小豆粉・砂糖などを練り合わせて蒸し、亀甲の形に切ったもの。

べつ‐がん【別願】‥グワン🔗🔉

べつ‐がん別願‥グワン 仏・菩薩がそれぞれ独自に立てる特別の誓願。阿弥陀の四十八願、薬師の十二大願の類。↔総願

べっかんこ🔗🔉

べっかんこ (→)「べかこう」に同じ。

べっかんこうベツカンカウ🔗🔉

べっかんこうベツカンカウ (→)「べかこう」に同じ。

べっ‐き【別記】🔗🔉

べっ‐き別記】 本文のほかに別に書き添えること。また、その記録。

べつ‐ぎ【別儀・別義】🔗🔉

べつ‐ぎ別儀・別義】 (古くはベチギとも) ①別の事。余事。一枚起請文「源空が所存此外に全く―を存せず」 ②格別の事情。太平記33「今度ばかりは―を以てゆるし申すなり」。「―でもないが」 ③(否定の語を伴って)さしつかえ。浄瑠璃、八百屋お七「久兵衛さへ合点がてんなら、身共に―ござらぬ」

べつき‐しょうざえもん【戸次庄左衛門】‥シヤウ‥ヱ‥🔗🔉

べつき‐しょうざえもん戸次庄左衛門‥シヤウ‥ヱ‥ (姓は別木とも)江戸前期の浪人。徳川秀忠夫人二十七回忌を期し、浪人を糾合して老中襲撃の計画を立てた。事前に発覚し捕らえられ、浅草で磔刑(承応事件)。( 〜1652) ⇒べつき【戸次】

べっ‐きゅう【別給】‥キフ🔗🔉

べっ‐きゅう別給‥キフ 親王に与える年給の一種。別勅によって、皇后から生まれた第一の親王の年給として、毎年、諸国の掾じょうの任命権を与えたこと。

べっ‐きょ【別居】🔗🔉

べっ‐きょ別居】 (家族などが)わかれて別々に住むこと。「夫婦が―する」↔同居

べっ‐きょう【別教】‥ケウ🔗🔉

べっ‐きょう別教‥ケウ 〔仏〕 ①天台宗で説く化法けほうの四教の第3。前の三蔵教・通教とも後の円教とも異なるから、別教という。菩薩だけを対象とし、段階的修行を説く。華厳経に代表される。→五時八教。 ②他と異なる純粋・特別の教え。華厳宗では華厳経を、三乗を超越した別教一乗とする。

べつ‐ぎょう【別行】‥ギヤウ🔗🔉

べつ‐ぎょう別行‥ギヤウ ①仏事・修行などを特別に執り行うこと。謡曲、禅師曾我「―の子細候ふあひだ、百座の護摩を焼かせばやと存じ候ふ」 ②文中、行ぎょうを改めて書くこと。ほかのくだり。

広辞苑 ページ 17715