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ほか‐と🔗🔉

ほか‐と 〔副〕 ①大きく口があいたり割れたりするさま。大口をあけて一口に食べるさま。醒睡笑「人くらひ犬…、―くうたり」 ②激しく急であるさま。突然なさま。醒睡笑「酌をする者、酒を―こぼしたれば」

ほか‐なら‐ぬ【他ならぬ】🔗🔉

ほか‐なら‐ぬ他ならぬ】 外のものでない。特別の間柄の。「―君のことだ」→ほか5

ほか‐ばら【外腹】🔗🔉

ほか‐ばら外腹】 本妻でない人の腹から生まれること。また、その人。わきばら。妾腹。源氏物語常夏「おとどの―の娘」

ほか‐ほか🔗🔉

ほか‐ほか ①勢いの烈しいさま。日葡辞書「ホカホカトツキトヲス」 ②無分別なさま。軽率なさま。うかうか。日葡辞書「ホカホカトモノヲユウ」 ③食べ物や体などが具合よく温まっているさま。「芋を―にふかす」「湯上がりで体が―する」

ほか‐ほか【外外】🔗🔉

ほか‐ほか外外】 ①そこ以外の別の場所。よそ。ほか。源氏物語賢木「皆―へと出で給ふほど悲しき事限りなし」 ②一つ所でなく別々になること。源氏物語若菜下「月ごろかく―にて、渡り給ふこともをさをさなきやうに」

ほが‐ほが🔗🔉

ほが‐ほが 秋田・青森地方の小正月行事。大豆の皮、ソバの殻などを混ぜたものを、唱えごとをしながら屋敷の周囲にまいて歩く。豆糠撒まめぬかまき

ぼか‐ぼか🔗🔉

ぼか‐ぼか ①勢いのさかんなさま。急なさま。浮世草子、一代男7「屡しばしあつて高雄―と来て」 ②重みをもって続けざまに叩く音。また、そのさま。「―パンチを食らう」

ぽか‐ぽか🔗🔉

ぽか‐ぽか ①体の芯から温かくて心地よく感ずるさま。「―した日和」 ②棒やこぶしで弾むように続けざまに叩く音。また、そのさま。「頭を―と殴る」 ③穴や空きがいくつも出来ているさま。「教室に―空席が目立つ」

ほ‐がみ【小腹】🔗🔉

ほ‐がみ小腹】 したはら。天草本伊曾保物語「きのふの暮ほどから―のあたりが刳るやうに痛うて」

広辞苑 ページ 18058