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ぼん‐かたびら【盆帷子】🔗🔉

ぼん‐かたびら盆帷子】 お盆の頃に着る帷子。お盆の祝儀の帷子。好色一代女5「正月着物してもらふ男有、―の約束もあり」

ほん‐がって【本勝手】🔗🔉

ほん‐がって本勝手】 ①床の間で、床脇が右にあるもの。右勝手。 ②生花せいかで、半月形の弧(陽の方)が左側、絃側(陰の方)が右になる花型。右花。右勝手の花。 ③茶道で、点茶の時、主人の右手に客座のあるもの。右勝手。 ↔逆勝手

ほんか‐どり【本歌取】🔗🔉

ほんか‐どり本歌取】 和歌・連歌などで、意識的に先人の作の用語・語句などを取り入れて作ること。例えば、万葉集巻3の「苦しくも降りくる雨か三輪が崎佐野の渡に家もあらなくに」を本歌に取って、藤原定家が「駒とめて袖打ち払ふ蔭もなし佐野の渡の雪の夕暮」と詠んだ類。新古今時代に歌論的に整備された。 ⇒ほん‐か【本歌】

ぼんか‐にん【犯科人】‥クワ‥🔗🔉

ぼんか‐にん犯科人‥クワ‥ 罪科を犯した人。犯人。罪人。保元物語(金刀比羅本)「独身なる―の思ひおく事なきだにも」 ⇒ぼん‐か【犯科】

ほん‐がね【本印】🔗🔉

ほん‐がね本印】 馬の左の股に押す鉄焼かなやき。産地の牧場の標識。

ほん‐がま【本窯】🔗🔉

ほん‐がま本窯】 ①陶磁器で、施釉せゆうしてから本焼きする窯。素焼すやき窯・錦きん窯に対するもの。 ②本家の窯。特に、楽焼らくやき本家の楽家らくけの窯。↔脇窯

ぼん‐がま【盆釜】🔗🔉

ぼん‐がま盆釜(→)盆勧進ぼんかんじんに同じ。

ほん‐かわ【本革】‥カハ🔗🔉

ほん‐かわ本革‥カハ 合成ではない、本物の革。「―のベルト」

ほん‐かわらぶき【本瓦葺き】‥カハラ‥🔗🔉

ほん‐かわらぶき本瓦葺き‥カハラ‥ 平瓦と丸瓦とを交互に用いて葺いた屋根。本葺き。

ほん‐かん【本官】‥クワン🔗🔉

ほん‐かん本官‥クワン ①試補・見習・雇い3などでない正式の官職。 ②兼官に対して、その人の本来の官職。 ③もとの官職。以前の官職。 ④官職にある者の自称。本職。

ほん‐かん【本貫】‥クワン🔗🔉

ほん‐かん本貫‥クワン (ホンガンとも) ①令制で、本籍地。また、出身地。 ②朝鮮で、氏族(男系血族)の祖先発祥の地名。姓と組み合わせて記し、他の氏族との区別を示す(例えば、安東金氏・慶州金氏)。韓国では現在も戸籍に記載する。

広辞苑 ページ 18288