複数辞典一括検索+

ま‐わたし【間度】🔗🔉

ま‐わたし間度】 ①壁下地かべしたじに、やや太い竹・木を横にわたしたもの。〈倭名類聚鈔10〉 ②まにあわせ。 ○真綿で首を締めるまわたでくびをしめる 遠回しにじわじわと責め、または痛めつけたりなどするたとえ。 ⇒ま‐わた【真綿】 ○真綿に針を包むまわたにはりをつつむ 表面はやさしいが、心の奥に意地の悪さをかくしているたとえ。綿に針を包む。 ⇒ま‐わた【真綿】

まわり【回り・廻り・周り】マハリ🔗🔉

まわり回り・廻り・周りマハリ [一]〔名〕 ①まわること。めぐること。「お得意―」「金―」 ②働きが進み及ぶこと。「火の―が早い」「頭の―が遅い」「酒の―」 ③めぐり。周囲。太平記7「高さ二町許ばかりにて―一里に足らぬ小城なれば」。「首の―」「―の目が気になる」 ④あたり。付近。近辺。周辺。「身の―」 ⑤みまわり。巡視。浮世床2「町内の―」 ⑥まわりみち。迂路。 ⑦めぐりあわせ。運。 ⑧(女房詞)飯の菜さい。〈日葡辞書〉 ⑨(三重・奈良県で)したく。準備。 [二]〔接尾〕 ①ある地点やコースをまわって行く意を表す語。「北極―」「東―」 ②まわる回数を表す語。「針が一―する」 ③(生年を十二支に配当するからいう)年齢を12年を1期として数える語。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「権三様は一―下の酉で二十五」 ④服薬・湯治などで、7日間を1期として数える語。浄瑠璃、蒲冠者藤戸合戦「薬もこの如く三―分袋に入れ」 ⑤物事の大きさなどを比較するとき、その程度・段階を漠然と表す語。「ひと―もふた―も大きい」 ⑥その周辺。それに関連のある事柄。「水―」「足―」 ◇「周り」は、そのものを取り囲んでいる辺りについて、「家の周り」「周りの人」などと使う。 ⇒まわり‐あわせ【回り合せ】 ⇒まわり‐えん【回り縁】 ⇒まわり‐かいだん【回り階段】 ⇒まわり‐がね【回り金】 ⇒まわり‐ぎ【回り気】 ⇒まわり‐くら【回り競】 ⇒まわり‐けんち【回検地】 ⇒まわり‐こんじょう【回り根性】 ⇒まわり‐しょうぎ【回り将棋】 ⇒まわり‐すごろく【回り双六】 ⇒まわり‐ずみ【回り炭・廻り炭】 ⇒まわり‐ぢえ【回り知恵】 ⇒まわり‐どうろう【回り灯籠】 ⇒まわり‐ば【回り場】 ⇒まわり‐ばな【回り花・廻り花】 ⇒まわり‐ばん【回り番】 ⇒まわり‐ひざ【回り膝】 ⇒まわり‐ぶたい【回り舞台・廻り舞台】 ⇒まわり‐ぶち【回り縁】 ⇒まわり‐みち【回り道・回り路】 ⇒まわり‐もち【回り持ち】

広辞苑 ページ 18685