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みこと【尊・命】🔗🔉

みこと尊・命】 (「御言みこと」の意) [一]〔名〕 上代、神または貴人の尊称。古事記「八千矛やちほこの神の―」 [二]〔代〕 (二人称)相手を軽くみていう語。おまえさん。貴様。お方。今昔物語集19「大臣…目を嗔いからかして、―慥に申せ申せと責めらるれば」

み‐こと【御言・命】🔗🔉

み‐こと御言・命】 言ことの尊敬語。おおせ。みことのり。万葉集9「大君の―かしこみ」

み‐ごと【見事・美事】🔗🔉

み‐ごと見事・美事】 (「美事」は当て字) ①見るべき事。見もの。徒然草「さやうの人の祭見しさま…―いとおそし。そのほどは桟敷不用なりとて」 ②きわだってすぐれていること。てぎわのよいこと。あざやかなこと。「ものの―にやってのける」「―な手さばき」「―な品」 ③(反語的に)完全。「―に負けた」 ④(副詞として)立派に。ちゃんと。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「―沓くつも打ちまする」。「―合格する」

みこと‐のり【詔・勅】🔗🔉

みこと‐のり詔・勅】 (「御言宣みことのり」の意)天皇のことば。おおせ。おおみこと。詔勅。勅諚。勅命。文書上の規定では「詔」の字は臨時の大事に用い、「勅」は尋常の小事に用いる(令義解公式令)など諸説がある。継体紀(前田本)院政期点「宣御言ノリなせそ」

みこと‐もち【宰・司】🔗🔉

みこと‐もち宰・司】 古代、天皇の命をうけて任国に下り地方の政務をつかさどった官人。国司。神功紀「則ち一人を留めて新羅の―として還したまふ」

み‐ごなし【身熟し】🔗🔉

み‐ごなし身熟し】 身体の動かし方。挙動。ものごし。「軽やかな―」

み‐こな・す【見こなす】🔗🔉

み‐こな・す見こなす】 〔他四〕 みくびる。軽蔑する。こなす。傾城禁短気「第一客を―・すは女郎の大疵」

ミコノス【Mikonos】🔗🔉

ミコノスMikonos】 ギリシア、エーゲ海の中央部にあるキクラデス諸島北東部の島。

みこ‐の‐みこと【皇子の尊・皇子の命】🔗🔉

みこ‐の‐みこと皇子の尊・皇子の命】 皇太子の尊称。万葉集1「日並ひなみしの―」

広辞苑 ページ 18784