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みみ‐つき【耳付き】🔗🔉

みみ‐つき耳付き】 ①耳をすまし念を入れて聞くこと。また、その事柄。耳よりなこと。狭衣物語(古活字本)1「このめのとはいと―に覚えけれど」 ②耳の様子。耳の有様。 ③耳の付いていること。また、そのもの。「―の鍋」

ミミック【mimic】🔗🔉

ミミックmimic】 ①物真似や人真似をする人。道化役者。 ②演劇で、表情術。

みみっち・い🔗🔉

みみっち・い 〔形〕 けち臭い。しみったれている。

みみ‐つぶれ【耳潰れ】🔗🔉

みみ‐つぶれ耳潰れ】 耳が聞こえないこと。また、その人。毛詩抄「にゝと笑ひてきき入れぬは、―に似たぞ」

みみ‐どお・い【耳遠い】‥ドホイ🔗🔉

みみ‐どお・い耳遠い‥ドホイ 〔形〕[文]みみどほ・し(ク) ①耳がよく聞こえない。 ②聞き馴れない。よく理解されない。日葡辞書「ミミドヲイコトワリヂャ」 ③はるか昔のことである。時代が離れている。増鏡「いにしへの余五・利仁などいひけん将軍どものことは―・ければさしをきぬ」

みみ‐と・し【耳疾し・耳聡し】🔗🔉

みみ‐と・し耳疾し・耳聡し】 〔形ク〕 (→)「耳ざとい」に同じ。枕草子275「大蔵卿ばかり―・き人はなし」

みみ‐どしま【耳年増】🔗🔉

みみ‐どしま耳年増】 (若い女性が)他人の話を聞くことで、経験はないが十分な知識を得ていること。多く、性的な知識についていう。

みみ‐な【耳菜】🔗🔉

みみ‐な耳菜】 耳菜草の略。 ⇒みみな‐ぐさ【耳菜草】

みみな‐ぐさ【耳菜草】🔗🔉

みみな‐ぐさ耳菜草】 (葉の形がネズミの耳に似るからいう)ナデシコ科の越年草。田畑・路傍に普通。茎は高さ約20センチメートル、全株に細毛があり、春から夏に白色5弁の小花を開く。若葉を食用。都会地では、欧州産帰化植物の近似種オランダミミナグサが多い。枕草子131「つめどなほ―こそあはれなれ」 ⇒みみ‐な【耳菜】

みみなし‐やま【耳成山】🔗🔉

みみなし‐やま耳成山】 奈良県橿原市木原の東方に孤立する小山。標高140メートル。畝傍うねび山・香具かぐ山と共に大和三山の一つ。 耳成山 撮影:的場 啓

広辞苑 ページ 18974