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うない‐がみ【髫髪】ウナヰ‥🔗🔉

うない‐がみ髫髪ウナヰ‥ (→)「うない」1に同じ。浄瑠璃、伽羅先代萩「子は孝行に…涙をかくす―」 ⇒うな‐い【髫髪】

うない‐ぐるま【髫髪車】ウナヰ‥🔗🔉

うない‐ぐるま髫髪車ウナヰ‥ うない子の乗った車。 ⇒うな‐い【髫髪】

うない‐こ【髫髪子】ウナヰ‥🔗🔉

うない‐こ髫髪子ウナヰ‥ 髪をうないにした子供。元服前の少年。宇津保物語俊蔭「玉光り輝く―の、馬添ひ多くてわたり給ふ」 ⇒うな‐い【髫髪】

うない‐はなり【髫髪放り】ウナヰ‥🔗🔉

うない‐はなり髫髪放りウナヰ‥ 髪を結ばず肩で垂れ放してあること。成人前の少女。万葉集16「―は髪上げつらむか」 ⇒うな‐い【髫髪】

うない‐まつ【髫髪松】ウナヰ‥🔗🔉

うない‐まつ髫髪松ウナヰ‥ ①墓のしるしに植えた松。形が「うない」1に似るという。源氏物語「―におぼえたるけはひ」 ②髪をうないにした子供。浄瑠璃、夕霧阿波鳴渡「饅頭なりの中剃も目元賢き―」 ⇒うな‐い【髫髪】

うな・うウナフ🔗🔉

うな・うウナフ 〔他四〕 畝うねを作る。耕す。為忠百首「わりなく―・ふ小田の苗代」

うな‐うな🔗🔉

うな‐うな (幼児語。ウナはウヌ(汝)ハの約か)「うな」と言いながらおどし叱ること。浮世風呂「憎いおつかあだの、―をしてやらう」

うな‐がけ・る🔗🔉

うな‐がけ・る 〔自四〕 (あるいは上二段活用か)うなじに手を掛け親しみあう。万葉集18「たづさはり―・り居て思ほしきことも語らひ」

うながし【令】🔗🔉

うながし(→)坊令に同じ。孝徳紀「京には坊まち毎に長一人を置け。四つの坊に―一人を置け」

うながし【促し】🔗🔉

うながし促し】 ①促すこと。特に、賦役などを督促すること。また、その人。御伽草子、梵天国「梵天国の―の下使ひにて候ふなり」 ②転じて、触れ知らせる人。〈日葡辞書〉

広辞苑 ページ 1901