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むら‐が・る【群がる・叢がる・簇がる】🔗⭐🔉
むら‐が・る【群がる・叢がる・簇がる】
〔自五〕
(古くは下二段にも活用)多くのものが一つ所に集まる。むれをなす。万葉集13「行く鳥の―・りて待ち」。三蔵法師伝承徳頃点「桂樹の藂ムラカレ生ふることは」。「甘い蜜に―・る」「ファンが―・る」
むら‐き【斑気】🔗⭐🔉
むら‐き【斑気】
気の変わりやすいこと。心のさだまらないこと。また、その心。むらぎ。「―を起こす」
むら‐ぎえ【斑消え】🔗⭐🔉
むら‐ぎえ【斑消え】
まばらに消えること。後拾遺和歌集冬「大原山の雪の―」
むら‐ぎく【叢菊】🔗⭐🔉
むら‐ぎく【叢菊】
むらがって生えた菊。栄華物語御賀「ひともと菊・―などの」
むら‐ぎぬ【匹絹】🔗⭐🔉
むら‐ぎぬ【匹絹】
1匹の絹。家持集「きりぎりすつづりさせとは鳴くなれど―もたる我は聞きいれず」
むら‐きみ【邑君】🔗⭐🔉
むら‐きみ【邑君】
むらおさ。村長。神代紀上「因つて天の―を定む」
むら‐ぎみ【村君・漁父】🔗⭐🔉
むら‐ぎみ【村君・漁父】
漁業の長。近代は、地引網・船引網など比較的大規模な地先の網漁業で網主・漁労指揮者をいう。漁労指揮者を沖村君というところもある。津元つもと。浦君。宇津保物語吹上上「漁人あま・潜女かずきめ召し集へてよき物被かせ、―召して大網引かせなど」
むら‐ぎめ【村極】🔗⭐🔉
むら‐ぎめ【村極】
中世末より近世にかけて、村中の百姓が協議し、全村民が守るべきことを決めた規約。近世では領主の要求が盛りこまれていることも多い。村定むらさだめ。村掟むらおきて。村議定。
むらきも‐の【群肝の】🔗⭐🔉
むらきも‐の【群肝の】
〔枕〕
(昔、人の心は内臓の働きにあると信じられ、多くの臓器が集まることから)「こころ」にかかる。万葉集10「―心いさよひ」
むら‐ぎ・ゆ【斑消ゆ】🔗⭐🔉
むら‐ぎ・ゆ【斑消ゆ】
〔自下二〕
あちこちとまばらに消える。一方は消え一方は残る。源氏物語浮舟「雪―・えつつ、今もかき曇りて降る」
むら‐ぎり【村切・村限】🔗⭐🔉
むら‐ぎり【村切・村限】
太閤検地をはじめとする検地の際に、村同士の境界を定め、村の範域を確定したこと。
むら‐ぎり【斑霧】🔗⭐🔉
むら‐ぎり【斑霧】
まばらに立つ霧。
むら‐くさ【叢草】🔗⭐🔉
むら‐くさ【叢草】
むらがって生えている草。拾玉集1「夏も人目はかれにけり何しげるらむ庭の―」
広辞苑 ページ 19230。