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むらじ【連】🔗🔉

むらじ】 古代の姓かばねの一種。大和政権時代に、主として神別しんべつの諸氏が称した。臣おみと並ぶ有力豪族が多く、大伴連・物部連からは大連おおむらじが任ぜられて政務を担当。684年の八色姓やくさのかばねでは第7位。大伴・石上(物部)ら有力な連は第3位の宿祢すくねに昇格した。

むら‐しぐれ【叢時雨・村時雨】🔗🔉

むら‐しぐれ叢時雨・村時雨】 一しきり強く降って通り過ぎる雨。〈[季]冬〉。千載和歌集「旅寝する庵をすぐる―」

むら‐しげどう【村重籐】🔗🔉

むら‐しげどう村重籐】 重籐の弓で、斑むらに巻いたもの。〈運歩色葉集〉

むら‐しば【叢柴】🔗🔉

むら‐しば叢柴】 むらがり生えた雑木。拾玉集6「―にきぎす立つなり桜狩り花散る野辺の春のあけぼの」

むら‐しばい【村芝居】‥ヰ🔗🔉

むら‐しばい村芝居‥ヰ 村で興行する芝居。村人のする芝居。田舎芝居。

むら‐しゃかい【村社会】‥クワイ🔗🔉

むら‐しゃかい村社会‥クワイ 旧習にこだわり排他的な同朋意識に基づいた社会や組織。伝統的な村の人間関係を、否定的な面からとらえていう語。

むら・す【蒸らす】🔗🔉

むら・す蒸らす】 〔他五〕 (炊いた飯などが)むれるようにする。「御飯を―・す」

むら‐すすき【叢薄】🔗🔉

むら‐すすき叢薄】 むらがり生えた薄。

むら‐すずめ【群雀】🔗🔉

むら‐すずめ群雀】 群をなしている雀。村雀。

むら‐ずもう【村相撲】‥ズマフ🔗🔉

むら‐ずもう村相撲‥ズマフ 村で若者などが集まって興行する相撲。

むら‐ずり【斑摺り】🔗🔉

むら‐ずり斑摺り】 まだらに摺ること。また、そのもの。栄華物語若水「例の―よりも心ことなり」

むらせ【村瀬】🔗🔉

むらせ村瀬】 姓氏の一つ。 ⇒むらせ‐こうてい【村瀬栲亭】

むらせ‐こうてい【村瀬栲亭】‥カウ‥🔗🔉

むらせ‐こうてい村瀬栲亭‥カウ‥ 江戸後期の儒学者。京都の人。武田梅竜に古注学を学び、後に清原家に入門。秋田藩に仕え、致仕後は京都で講説。博学で知られ、詩をよくした。著「芸苑日渉」「栲亭稿」など。(1744〜1818一説に1746〜1818) ⇒むらせ【村瀬】

広辞苑 ページ 19238