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むれ【群れ】🔗🔉

むれ群れ】 ①あつまり。むらがり。「―をなす」 ②なかま。くみ。

むれ・いる【群れ居る】‥ヰル🔗🔉

むれ・いる群れ居る‥ヰル 〔自上一〕 集まっている。むらがりいる。大唐西域記長寛点「諸の伽藍に寓ムレヰて」

むれ‐すずめ【群雀】🔗🔉

むれ‐すずめ群雀】 ①マメ科の落葉低木。中国原産。観賞用に栽培。高さ約3メートル。葉は2対の4小葉から成る。春、葉腋にエニシダに似た1個の蝶形花を垂下。初め黄色で、のち赤みを帯びる。漢名、錦鶏児。〈[季]春〉 ムレスズメ 提供:OPO ②ラン科オンシディウム属の観賞用植物数種の総称。洋蘭として栽培。黄色の小花を群開する。群雀蘭。

むれ‐た・つ【群れ立つ】🔗🔉

むれ‐た・つ群れ立つ】 〔自五〕 むらがって立つ。むらがって立って行く。古今和歌集雑体「花薄君なき庭に―・ちて」

むれ‐つど・う【群れ集う】‥ツドフ🔗🔉

むれ‐つど・う群れ集う‥ツドフ 〔自五〕 むらがりあつまる。

むれ‐と・ぶ【群れ飛ぶ】🔗🔉

むれ‐と・ぶ群れ飛ぶ】 〔自五〕 群れになって飛ぶ。

むれ‐ゆ・く【群れ行く】🔗🔉

むれ‐ゆ・く群れ行く】 〔自五〕 むらがって行く。群をなして行く。

むれ‐らか【群れらか】🔗🔉

むれ‐らか群れらか】 一つに集まるさま。群をなすさま。まとまるさま。宇治拾遺物語9「物は―に得たるこそよけれ。細々こまごまに得むとのたまふ、わろき事なり」

む・れる【群れる】🔗🔉

む・れる群れる】 〔自下一〕[文]む・る(下二) 一所に集まる。むらがる。万葉集19「い―・れてをればうれしくもあるか」。「―・れて飛ぶ鳥」

む・れる【蒸れる】🔗🔉

む・れる蒸れる】 〔自下一〕 ①熱気がこもり、蒸し暑く感ずる。「足が―・れる」「梅雨時で車内が―・れる」 ②熱や蒸気が十分にとおる。「まんじゅうが―・れる」

むろ【室】🔗🔉

むろ】 ①家の奥に設けた、土を塗りこめて寝室などとした所。万葉集8「尾花逆葺き黒木もち造れる―は」 ②山腹などに掘って構えた窟いわや。綏靖紀「片丘の大―の中に」 ③住み籠もる所。家。特に、僧房。古今和歌集「かの―に罷り至りて」 ④物を入れて置いて暖め、または外気に触れないように、特別の構造をした所。「麹―」「氷―」 ⑤室鰺むろあじの略。 →風呂ふろ

広辞苑 ページ 19248