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もとお・る【回る・廻る】モトホル🔗🔉

もとお・る回る・廻るモトホル 〔自四〕 めぐる。まわる。徘徊する。古事記「い這ひ―・り」

もとおろ・う【廻ろふ】モトホロフ🔗🔉

もとおろ・う廻ろふモトホロフ 〔自四〕 (モトホルに接尾語フの付いた語)まわりまわる。ぐるぐるまわる。古事記「大石おいしに這ひ―・ふ細螺しただみの」 ○元が切れるもとがきれる ①売値が原価より安くなる。 ②資金がなくなる。 ⇒もと【本・元・原・基】

もどかし・い🔗🔉

もどかし・い 〔形〕[文]もどか・し(シク) ①ぶつくさと非難したい気がする。様子や行為が不愉快である。源氏物語夕顔「尼君を―・しと見つる子ども」 ②思うようにならないで、気がもめる。はがゆく思う。じれったい。「時間のたつのが―・い」「―・い手つき」「靴をはくのも―・く飛び出す」

もと‐がしわ【本柏】‥ガシハ🔗🔉

もと‐がしわ本柏‥ガシハ ①柏の旧葉で冬も落ちずについているもの。大嘗祭だいじょうさいの神事で、最姫もひめがその葉を神酒に浸し、天皇が神饌の上にそそぐ。古今和歌集「いそのかみふるから小野の―」 ②古くから関係のあるもの。狭衣物語1「おほきおとどの御方には…―にもおはすれど」

広辞苑 ページ 19537