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もの‐しり【物知り・物識り】🔗🔉

もの‐しり物知り・物識り】 ①ひろく物事を知っていること。博識。また、その人。 ②(秋田県や奄美諸島・沖縄で)祈祷や占いを職とする者。 ⇒ものしり‐がお【物知り顔】 ⇒ものしり‐だて【物識り立て】

ものしり‐がお【物知り顔】‥ガホ🔗🔉

ものしり‐がお物知り顔‥ガホ 物事を知っているような顔つき。 ⇒もの‐しり【物知り・物識り】

ものしり‐だて【物識り立て】🔗🔉

ものしり‐だて物識り立て】 物識りの風をすること。知ったかぶり。狂言、右流左止うるさし「いらぬ―をいうて」 ⇒もの‐しり【物知り・物識り】

もの‐しろ【物代】🔗🔉

もの‐しろ物代】 物のもととなるもの。材料。物実ものざね。物種ものだね。〈崇神紀訓注〉

もの・す【物す】🔗🔉

もの・す物す】 [一]〔自サ変〕 「居る」「行く」などの動作を婉曲えんきょくにいう語。源氏物語夕顔「そこに―・する程ならば此処に来べき由」 [二]〔他サ変〕 ⇒ものする(サ変)

もの‐ずき【物好き・物数奇】🔗🔉

もの‐ずき物好き・物数奇】 ①特殊の物事を好むこと。また、その性質・人。狂言、棒縛「それはわごりよの―にさしめ」。「世の中には―もいる」「―な趣味」 ②好奇心が強く、新奇なことを好むこと。また、その人。ものごのみ。好事こうず。狂言、察化「お―をなさるる体じやが」。「―にもわざわざ見に行く」 ⇒ものずき‐しゃ【物好者】

ものずき‐しゃ【物好者】🔗🔉

ものずき‐しゃ物好者】 好事家こうずか。狂言、萩大名「亭主は―と見えた」 ⇒もの‐ずき【物好き・物数奇】

もの‐すご・い【物凄い】🔗🔉

もの‐すご・い物凄い】 〔形〕[文]ものすご・し(ク) ①何となく気味がわるい。また、何となくさびしい。好色一代男1「次第に月さへ―・く、『一羽の声はつまなし鳥か』となほ淋しく」 ②非常におそろしい。「―・い形相ぎょうそう」 ③非常に際立っている。はなはだしい。「―・い人出」「―・く腹が立つ」

広辞苑 ページ 19568