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物の紛れ】🔗🔉

物の紛れ】 ①物事がごたごたすること。どさくさまぎれ。源氏物語賢木「―にも左の大臣の御有様ふと思しくらべられて」 ②男女間の間違い。密会。源氏物語若菜下「心を交しそめ―多かりぬべきわざなり」 もの‐の‐みごと

物の見事】🔗🔉

物の見事】 あざやかなさま。みごとなさま。「―に合格する」「―にころんだ」 もの‐の‐め

物の芽】🔗🔉

物の芽】 いろいろな草木の芽。〈[季]春〉 もの‐の‐よう

物の用】🔗🔉

物の用】 何かの役。薄雪物語「―に立たぬものは手かきなり」 もの‐は

もの派】🔗🔉

もの派】 1960年代末から70年代初頭にかけて起こった美術動向。木・石・鉄などの物質や物体をインスタレーションに用いる美術家たちを指す。 ○物は言いようものはいいよう 同じ物事も話し方によってよくも悪くも聞こえるものだ。 ⇒もの【物】 もの‐はかな・し

物果無し】🔗🔉

物果無し】 〔形ク〕 何となくはかない。頼りない。源氏物語賢木「いと―・き御程なれば」 ○物は考えようものはかんがえよう 物事は考え方ひとつでよくも悪くも解釈できるものだ。 ⇒もの【物】 もの‐はじ

物恥じ】‥ハヂ🔗🔉

物恥じ‥ハヂ 物事をはじること。はずかしいと思うこと。源氏物語帚木「艶に―して」 もの‐はじめ

物始め】🔗🔉

物始め】 物事を始めること。事始め。手始め。 もの‐はずか・し

物恥かし】‥ハヅカシ🔗🔉

物恥かし‥ハヅカシ 〔形シク〕 きまりがわるい。何となくはずかしい。源氏物語少女「かたみに―・しく胸つぶれて」 ○物は相談ものはそうだん むずかしそうに見える事も、人と相談をすれば意外に解決法が得られるものだ、の意。また、他人に相談を切り出すときにいう語。「物は談合」とも。「―だが、手伝ってくれないか」 ⇒もの【物】 ○物は試しものはためし 物事は1度試みない限り成否はわからない。やってみないであきらめることはない。 ⇒もの【物】 ○物は使いようものはつかいよう 物は使い方ひとつで、つまらない物が役立ったり、良い物を損ねてしまったりするものである。 ⇒もの【物】 ものは‐づくし

広辞苑 ページ 19577