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もも‐よ【百代・百世】🔗🔉

もも‐よ百代・百世】 ①多くの年月。長い年月。万葉集6「―にも易かわるましじき大宮どころ」 ②転じて、多くの年齢。長命。 ⇒ももよ‐ぐさ【百代草】 ⇒ももよ‐ばな【百代花】

もも‐よ【百夜】🔗🔉

もも‐よ百夜】 多くの夜。万葉集4「今夜こよいの早くあけなばすべをなみ秋の―を願ひつるかも」

ももよ‐ぐさ【百代草】🔗🔉

ももよ‐ぐさ百代草】 草の名。未詳。ムカシヨモギ・菊・露草などの説がある。万葉集20「父母が殿のしりへの―百代いでませわがきたるまで」 ⇒もも‐よ【百代・百世】

もも‐よせ【股寄】🔗🔉

もも‐よせ股寄】 太刀の、雨覆あまおおいのこと。

ももよ‐ばな【百代花】🔗🔉

ももよ‐ばな百代花】 百代草の花。「忍草しのぶぐさや旋覆花おぐるまの榻しじのはしがき―」(狂言歌謡) ⇒もも‐よ【百代・百世】

もも‐われ【桃割れ】🔗🔉

もも‐われ桃割れ】 16、7歳位の少女の髪の結い方。左右に髪を分けて輪にして後頭上部で結び、鬢びんをふくらませたもの。明治・大正期に行われた。幸田露伴、いさなとり「花簪の大きなるを、此頃此辺ここらへ流行はやりて来たる―といふ髷まげにさして」 桃割れ ○股を割いて腹に充たすももをさいてはらにみたす [貞観政要君道「猶なお股を割きて以て腹に啖くらわすがごとし、腹飽きて身斃たおる」]目先の利益だけを考えて、結局、損害を招くことのたとえ。また、自分の利益をはかって、かえって自分自身が倒れるたとえ。 ⇒もも【股・腿】

ももんが【鼯鼠】🔗🔉

ももんが鼯鼠】 リス科の哺乳類。ムササビに似るが、小形で、頬の白斑がない。体長15〜20センチメートルほど。眼が大きく、夜行性。毛色は褐色と灰色とがある。日本特産で、本州・四国・九州に分布。北海道にはやや小形のタイリクモモンガがいる。森林にすみ、樹間を滑空する。ももんがあ。ももが。 モモンガ 撮影:小宮輝之

広辞苑 ページ 19606