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やすめ‐ことば【休め言葉】🔗🔉

やすめ‐ことば休め言葉】 文中にあって特に意義はなく、調子を助けるための言葉。「名にし負う」の「し」、「石見のや高角山の木の間より」の「や」の類をいう。 ⇒やすめ【休め】

やすめ‐じ【休め字】🔗🔉

やすめ‐じ休め字(→)「休め言葉」に同じ。 ⇒やすめ【休め】

やすめ‐づる【休め弦】🔗🔉

やすめ‐づる休め弦】 弓を用いない時、その反そりを防ぐために、仮にかけておく弦。 ⇒やすめ【休め】

やすめ‐どころ【休め所】🔗🔉

やすめ‐どころ休め所】 短歌の第3句。源氏物語玉鬘「あだ人のといふ五文字を―にうちおきて、言の葉の続きたよりある心地すべかめり」 ⇒やすめ【休め】

やす・める【休める】🔗🔉

やす・める休める】 〔他下一〕[文]やす・む(下二) ①安らかにする。おだやかにする。万葉集5「筑紫の国に泣く子なすしたひ来まして息だにも未だ―・めず」。「気を―・める」 ②安心させる。慰める。允恭紀「皇后の意を慰やすめ喩こしらへ給ふ」。平家物語10「君の御いきどほりを―・め奉り」 ③動作をやめる。動きをとめる。源氏物語「身のうへのいと苦しきを。しばし―・め給へ」 ④事を中止して休息させる。平家物語7「しばしおりゐて馬を―・めん」。「手を―・める」 ⑤殺す。番町皿屋敷「ええ、―・めちまへ、―・めちまへ」 ⑥田畑に作物を作らないで地味を養うようにする。「春まで畑を―・める」

やすも・う【休もふ】ヤスモフ🔗🔉

やすも・う休もふヤスモフ 〔自四〕 (休ムに接尾語フの付いた語)休む。続日本紀31「休息安やすもふ事無く」

やすもと【安本】🔗🔉

やすもと安本】 姓氏の一つ。 ⇒やすもと‐かめはち【安本亀八】

広辞苑 ページ 19765