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○柳に蹴鞠やなぎにけまり🔗⭐🔉
○柳に蹴鞠やなぎにけまり
絵の取合せ。蹴鞠の場の四隅に多く柳を植えたのでいう。
⇒やなぎ【柳・楊柳】
○柳に雪折れ無しやなぎにゆきおれなし🔗⭐🔉
○柳に雪折れ無しやなぎにゆきおれなし
柔軟なものは堅剛なものよりもかえってよく事に堪えることのたとえ。柳の枝に雪折れ無し。
⇒やなぎ【柳・楊柳】
やなぎ‐の‐いと【柳の糸】
柳の枝の細長いのを糸に見立てていう語。〈[季]春〉
⇒やなぎ【柳・楊柳】
やなぎ‐の‐いとなみ【柳の営】
(「柳営りゅうえい」の訓読)
⇒りゅうえい。
⇒やなぎ【柳・楊柳】
やなぎ‐の‐かずら【柳の鬘】‥カヅラ
葉のついたままの柳を髪の飾りとしたもの。3月の節句に用いた。枕草子9「三月三日に頭の弁の―せさせ」
⇒やなぎ【柳・楊柳】
やなぎ‐の‐かみ【柳の髪】
柳の枝の細く長いのを髪に見立てていう語。また、長く美しい頭髪。
⇒やなぎ【柳・楊柳】
やなぎ‐の‐さけ【柳の酒】
室町時代から江戸時代にかけて、京都の柳屋で醸造された銘酒。柳樽。やなぎ。狂言、餅酒「松のさかやや梅壺の―こそすぐれたれ」
⇒やなぎ【柳・楊柳】
○柳の下に何時も泥鰌は居らぬやなぎのしたにいつもどじょうはおらぬ🔗⭐🔉
○柳の下に何時も泥鰌は居らぬやなぎのしたにいつもどじょうはおらぬ
一度、柳の木の下で泥鰌を捕らえたからといって、常にその場所で捕らえられるものではない。一度幸運を得たからといって、同じ方法でいつもうまくいくとは限らない。
⇒やなぎ【柳・楊柳】
やなぎ‐の‐ばん【柳の盤】
柳の木で作った盤台。「先づ初春のあした、七種の草を集め、―に載せ」(狂言歌謡)
⇒やなぎ【柳・楊柳】
やなぎ‐の‐ま【柳の間】
江戸城本丸殿中の居間。白書院しろしょいんの前庭を西にし、南は大広間に接し、2室から成る。雪に柳の襖絵があるから名づけた。四位以下の大名および表高家おもてこうけの詰所。
⇒やなぎ【柳・楊柳】
やなぎ‐の‐まゆ【柳の眉】
①柳の枝に芽の萌え出たのを眉に見立てていう語。
②(「柳眉りゅうび」の訓読)
⇒りゅうび。
⇒やなぎ【柳・楊柳】
やなぎ‐の‐まよ【柳の眉】
(→)「やなぎのまゆ」1に同じ。万葉集10「わがやどの―し思ほゆるかも」
⇒やなぎ【柳・楊柳】
やなぎ‐ば【柳葉】
⇒やないば。
⇒やなぎ【柳・楊柳】
やなぎ‐ばえ【柳鮠】
小型で柳の葉のような形をしたハヤ。ウグイやオイカワをいう。〈[季]春〉
⇒やなぎ【柳・楊柳】
広辞苑 ページ 19811。