複数辞典一括検索+

やはんてい【夜半亭】🔗🔉

やはんてい夜半亭】 江戸中期の俳人早野巴人(1676〜1742)の別号。また、それを継承した一派の俳系。2世は与謝蕪村、3世は高井几董。

やはんらく【夜半楽】🔗🔉

やはんらく夜半楽】 ①雅楽の唐楽、平調ひょうじょうの曲。舞はない。唐の玄宗の作という。 ②荻江節の一つ。 ③俳諧集。蕪村自編。1冊。1777年(安永6)刊。春風馬堤曲・澱河歌など青春懐古、故国への郷愁をよむ。 →文献資料[春風馬堤曲]

や‐ひ【野卑・野鄙】🔗🔉

や‐ひ野卑・野鄙】 ①地位・身分のひくいこと。また、その人。 ②いやしく、いなかびていること。げびていること。下品げひんであること。「―な言葉」

やひこ‐じんじゃ【弥彦神社】🔗🔉

やひこ‐じんじゃ弥彦神社⇒いやひこじんじゃ

やひこ‐やま【弥彦山】🔗🔉

やひこ‐やま弥彦山】 新潟県中部、越後平野西端の日本海岸にある火山。標高634メートル。山全体が弥彦神社の境内に含まれ、眺望に優れる。国定公園に指定。 弥彦山 撮影:佐藤 尚

や‐びつ【矢櫃】🔗🔉

や‐びつ矢櫃】 矢をおさめておく蓋のある箱。

や‐びらき【矢開き・箭開き】🔗🔉

や‐びらき矢開き・箭開き】 武家で、幼少の男児が初めて鳥獣を射た時、その肉を調理し餅を供えて祝ったこと。後に、狩に参加した者が初めて獲物を得た時の祝宴。矢口祝い。矢先祝い。山祝い。→矢口の祭

や‐ひらで【八枚手】🔗🔉

や‐ひらで八枚手】 8枚の枚手ひらで。盤に似て、多くの神供を盛るもの。和泉式部集「神山のまさきのかづらくる人ぞまづ―の数はかくなる」

や‐ひらで【八開手】🔗🔉

や‐ひらで八開手】 神を拝む時、8度かしわ手を打つこと。大神宮式「再拝して―を拍つ」

やひろ‐どの【八尋殿】🔗🔉

やひろ‐どの八尋殿】 幾尋もある広い御殿。古事記「―を見立てたまひき」

や‐ふ【八節】🔗🔉

や‐ふ八節】 垣などの結び目が八つあること。結び目や編み目がたくさんあること。また、そのもの。武烈紀「臣おみの子の―の柴垣」

や‐ふ【野夫】🔗🔉

や‐ふ野夫】 (ヤブとも)田野に出て働く男。また、自分を卑下していう語。いなかおやじ。田夫でんぶ。田夫野人。野生。

広辞苑 ページ 19822