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うら‐とお・し【浦遠し】‥トホシ🔗🔉

うら‐とお・し浦遠し‥トホシ 〔形ク〕 浦が遠く長く続いている。続拾遺和歌集「―・きなにはの春の夕なぎに」

うら‐どおし【裏通し】‥ドホシ🔗🔉

うら‐どおし裏通し‥ドホシ 裏通りの近道を行くこと。歌舞伎、勧善懲悪覗機関「後を付け、場所を見定め―に先へ駈け抜け」

うら‐どおり【裏通り】‥ドホリ🔗🔉

うら‐どおり裏通り‥ドホリ 裏の方のとおり。うらみち。

うら‐と・く【心解く】🔗🔉

うら‐と・く心解く】 〔自下二〕 うちとける。後撰和歌集「春日さす藤のうらばの―・けて君し思はばわれも頼まむ」

うら‐どし【裏年】🔗🔉

うら‐どし裏年】 果実などの出来がよくない年。ふなり年。↔生年なりどし→隔年結実

うら‐どり【裏撮り】🔗🔉

うら‐どり裏撮り】 通常の撮影とは逆に、フィルム・乾板の支持体側から露光すること。コロタイプ版・グラビア版用の原板を作る際などに行う。

うら‐とりひき【裏取引】🔗🔉

うら‐とりひき裏取引】 隠れて行う不正な取引。闇取引。

うら‐ない【占い・卜】‥ナヒ🔗🔉

うら‐ない占い・卜‥ナヒ うらなうこと。占象うらかたによって神意を問い、未来の吉凶を判断・予想すること。また、それを業とする人。卜占ぼくせん。愚管抄6「―にも宿曜すくようにもめでたく叶ひたり」。夏目漱石、それから「さうかと思ふと易断うらないに非常な興味を有つてゐる」 ⇒うらない‐さん【占い算】 ⇒うらない‐し【占い師】

うらない‐さん【占い算】‥ナヒ‥🔗🔉

うらない‐さん占い算‥ナヒ‥ 占い。また、占いをする人。うらやさん。狂言、居杭「―、占ひの御用、しかも上手なり」 ⇒うら‐ない【占い・卜】

うらない‐し【占い師】‥ナヒ‥🔗🔉

うらない‐し占い師‥ナヒ‥ うらないを業とする人。はっけみ。 ⇒うら‐ない【占い・卜】

うら‐な・う【占う】‥ナフ🔗🔉

うら‐な・う占う‥ナフ 〔他五〕 (ナウは「する」の意)占象うらかたによって神意を問い、事の吉凶を考え定める。物に現れたきざしによって将来の成り行きや吉凶などを判断する。万葉集11「玉桙たまほこの道往占みちゆきうらに―・へば」。「運勢を―・う」

うら‐ながや【裏長屋】🔗🔉

うら‐ながや裏長屋】 棟割むねわり長屋の裏通りに面した側。また、裏通りに建っている長屋。

広辞苑 ページ 1988