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浦凪・浦和ぎ】🔗🔉

浦凪・浦和ぎ】 浦の波がないで静かなこと。万代和歌集「―に釣りの緒たれてくるわれぞ」 うら‐な・く

心泣く・裏嘆く】🔗🔉

心泣く・裏嘆く】 〔自下二〕 心の中で自然に泣けてくる。万葉集1「ぬえこ鳥―・けをれば」 うら‐なさけ

心情】🔗🔉

心情】 表にあらわさない愛情。曾我物語4「偽りを頼み顔なる―向ひていふもさすがなり」 うら‐なし

裏無し】🔗🔉

裏無し】 裏のないもの。特に、裏をつけない緒太おぶと草履。〈日葡辞書〉 うら‐な・し

心無し】🔗🔉

心無し】 〔形ク〕 ①包み隠すことがない。へだてがない。源氏物語紅葉賀「例の人のやうに恨みの給はば、われも―・くうち語りて」 ②特別の考えもない。無心である。伊勢物語「初草のなど珍しき言の葉ぞ―・く物を思ひけるかな」 うら‐なじみ

裏馴染】🔗🔉

裏馴染】 遊里で、2度目を「裏」、3度目からを「馴染」というが、2度目で早くも馴染のごとく情意投合し、祝儀の馴染金を出すこと。 うら‐なみ

浦波】🔗🔉

浦波】 浦に立つ波。万葉集6「朝風に―さわき」 うら‐なり

末生り・末成り】🔗🔉

末生り・末成り】 ①瓜などの蔓つるの末に実がなること。また、その実。小振りで、味も落ちる。↔本生もとなり。 ②顔色の青白い元気のない人をたとえていう。 ③末の方の子。誹風柳多留55「―の子をば転がし育てなり」 ⇒うらなり‐の‐ひょうたん【末生りの瓢箪】 うら‐なり

浦鳴り】🔗🔉

浦鳴り】 渚なぎさに打ち寄せる波の音。 うらなり‐の‐ひょうたん

末生りの瓢箪】‥ヘウ‥🔗🔉

末生りの瓢箪‥ヘウ‥ 顔色が青白く、弱々しい人のたとえ。 ⇒うら‐なり【末生り・末成り】 ウラニウム

uranium】🔗🔉

uranium(→)ウランに同じ。 ○裏には裏があるうらにはうらがある 内情が複雑で測りがたいことにいう。 ⇒うら【裏】 うら‐にほん

裏日本】🔗🔉

裏日本】 本州の、日本海に臨む一帯の地。冬季降雪が多い。明治以後、近代化の進んだ表日本に対して用いられ始めた語。↔表日本 うら‐にわ

広辞苑 ページ 1989